第五章専属神篇のネタバレになります
「ありきたりだねぇ、王道って感じだ、もう世界は王道に飽きてるんだ、退屈なんだよ」
「つまんないね、正義感の強い奴は」
概要
パトパトチャンネルの登場人物
悪魔信仰教団の君主の位を持つ危険人物で奇抜な格好をしている。隊長格でも即撤退をしなければならないという他とは一線を画した実力を持つ。
人物
王道というありきたりを嫌い、常に意外性を求めている。第61司教天野江狂華からは「仕事が雑」ともダメ出しを出されており、「上層部が後ろに居たら面倒」とも発言していることから組織のしきたりや風習を嫌っている節がある。
世界三強である宝華を軽くあしらう圧倒的な実力を誇る。天野江奏星が居た為、全力を出せていなかった宝華に対して「そんな小賢しい方法で勝利を取るくらいなら今ここで自害した方がマシ」と発言しており、手を抜かれることを嫌う。
目的地を聞く前に電話を切るなどあまり人の話は聞かないが、オーラを使って居場所を伝えるなど気を利かせる事は出来る。
容姿
逆立った銀髪に赤い瞳を持つ。顔に髑髏と思われる刺青と十字を模した刺繍を入れている。逆立った髪型に関しては天野江宝華からも「うっとおしい」と言われた。
能力
「悪魔信仰教団の君主で第3司教、ウァサゴの使者」であり、隊長格でも即撤退する必要がある危険人物。戦闘を行う際は巨大な斧を主に使用する。軽く扱っていることから本人の膂力が凄まじいことが窺える。作中でも「馬鹿力」と宝華から言われている。勘が鋭く、相手の能力の特性を見破るなど観察力にも長けている。実際、宝華の「矛盾」の特性を数手殴り合っただけで矛盾の特性を見破り、あまつさえ「攻撃されたら1.1倍くらい硬くなり、攻撃したら1.1倍火力が上昇する」と感覚だけで矛盾の上昇倍率を当てるなど感覚が優れている。また、宝華の力量に合わせてピッタリ合わせるなど器用な面も見せている。
そして完全討伐をするには「悪師権堕解」、「悪師権堕天解放」などを使わせ「悪師権堕紋」を出せる必要がある為、完全討伐は絶望的である。
実はシルロッテは悪師権を常に使っている状態でずっと堕紋が出ている状態。悪師権を長時間使用し続けるという規格外である。宝華も昔、君主と戦ったことがあると判明しているが宝華が「昔戦った君主とは桁外れな戦闘センス」と言っていることからシルロッテは君主の中でも飛び抜けて実力が高い可能性がある。
真実改変
おそらく名前の通り「真実を改変」もしくは「自分と相手の状態を入れ替える」やファルドラ・ニートロフと似たような「嘘を現実にする」能力だと思われる。この能力を用いて天野江奏星の「星天支配」の攻撃を防ぎ、宝華の最後の一撃に耐えたと思われる。
正義者破壊
シルロッテの悪師権の一つで能力は「自分とは対称の正義を持つ者の状態を壊す」という光側に立つ地球防衛軍達には圧倒的な優位性を持つ。
悪師権堕解
自身の崇拝する悪魔の力全てを司教の体にを取り込む力。
悪師権堕天解放
君主以上の地位が使用可能で司教が「悪魔そのものと成り崇拝する悪魔の何倍以上の力を得る」という力。
余談
劇中で初めて、戦闘に勝利しなおかつ章をまたいで生還した司教である。