ジェニファー・ヒルズ
じぇにふぁーひるず
ホラー映画『悪魔のえじき(原題：I Spit on Your Grave)』に登場するヒロイン。
本項ではリメイク作『アイ・スピット・オン・ユア・グレイヴ』におけるジェニファー・ヒルズについても解説。
ブロンドヘアの女流作家であり、ニューヨークに在住している。演者はカミール・キートン。
田舎町にある別荘で1人静かに創作活動をしていたが、ある日ビキニ姿で湖にボートを浮かべて休んでいたところをモーターボートに乗った男達4人組にボロボロに凌辱され、心身ともに傷つけられてしまう。なお、4人組のリーダー格であるジョニー・スティルマンは口封じでジェニファーを始末するよう仲間のマシューに命じていたが、当のマシューは殺す勇気が無かったためにジェニファーはその場に放置されて命拾いする事となった。
2週間後、ジョニー達の下劣な人間性を逆に利用する形で体を張った復讐を開始して彼らを次々と血祭りに上げていた。
40年後を描いた続編の『発情アニマル2 アイ・スピット・オン・ユア・グレイヴ デジャヴ』ではシングルマザーとなっており、自身の体験を執筆した自伝が大ヒットして現在に至るまで時の人となっていた。ちなみに娘のクリティーナ・ヒルズは世界的に有名なモデルとして活躍している。
前作に引き続きカミールがジェニファー役を演じている。
『アイ・スピット・オン・ユア・グレイヴ』で初登場。演者はサラ・バトラー。
大まかな流れこそオリジナル版に近いものの、劇中では保安官にも襲われていた。
続編にあたる『アイ・スピット・オン・ユア・グレイヴ3』では名前をアンジェラに変えて再登場していた。
※以下、『発情アニマル2 アイ・スピット・オン・ユア・グレイヴ デジャヴ』におけるネタバレ
娘と出かけていたところをかつて自分を凌辱した4人組の遺族に拉致されてしまい、必死の抵抗で逃げ出して教会に助けを求めようとした隙をつかれてジョニーの妻ベッキーに背後から羽交い締めされ、呪詛の言葉をぶつけられながらナイフで首を数回切られて死亡した。
皮肉にも復讐が復讐の連鎖を生んだ形で無惨な最期を遂げたが、復讐の連鎖はベッキー自身にも降りかかる事に…
関連タグ(ネタバレ)
アリス・ハーディー：ジェニファーと同様に続編で加害者の身内に殺害されたホラー映画のヒロイン。
ローリー・ストロード：同じく続編で子持ちの老女となって再登場したホラー映画のヒロインであるが、辿った結末がジェニファーとは正反対。
