ここからは、また二人だ。
概要
白猫プロジェクト8周年記念イベント『Fragmentシリーズ』に登場したキャラクター、
二人は元々、普通の双子の兄妹として生まれてくるはずだったのだが、メインストーリー『大いなるルーン編』14章:キ・ガルシェにてカイルが<破壊>の役割を持つ存在・バールを打ち倒したことで、<破壊>の因子が生まれる前の双子に宿ってしまう。
通常であれば生まれてくる子は一人であり、役割はその子供一人に引き継がれるのだが、偶然か必然か<破壊>の因子が宿ったのが双子であり、その役割と力が半分ずつになってしまう。
生後は<破壊>の性質からか、身体が急速に成長。その力を恐れられ、故郷から追放されてしまう上、行く先々で疎まれ追い払われてしまう。それでもどうにかして二人とも生きてこられたのだが、時間の経過と共にそれぞれに宿る<破壊>の役割と力がそれぞれの中で一人分に成長。
<光の王>・<闇の王>・<破壊>といった世界の均衡を保つ役割と呼ばれるものは必ず一つしか存在してはいけないため、兄妹のどちらかが片割れの力を強制的に吸収してしまい、必ず衰弱死する運命にある。これにより、主人公たちのいた世界ではジンが、鏡写しの世界ではサヤが死亡してしまう。
その後は主人公たちの世界で生き残ったサヤはパルスクが保護。鏡写しの世界のジンはエピタフが<破壊>を制御する力と「黒衣の怪人」を召喚する力を与え、この世界に転移させられた。ジンはその世界でのサヤが<破壊の教団>のラムルによって神子として祀り上げられている様子を見て、彼女を救い出すことを決意。さらには同じく鏡写しの世界からやってきたエレノアたちとの出会いが、二人の運命を大きく左右することとなる。
関係性
上記の出来事からお互い一度兄妹を失っており、その影響からか共依存のように互いに兄妹愛を求め合っている。会話の話題についても鏡写しの世界、つまり概ね同じ出来事を経ている存在同士であるため思い出がほぼ同じであり、作中でも会話が弾んでいる。
また、お互いがお互いを大切に思い合っているがために、(特にジンは)周りの者に対して過剰に警戒しており、加えて自身の行動原理が「サヤor兄がどうしたいか」で決まることが多いため、フラグメントバーサス終了後の主人公たちと和解した後でも敵対することがたまにある。
関連イラスト
結構久しぶりにできた白猫男女CPということもあり、Pixivでは様々なユーザーにより定期的にイラストが投稿されている。