「私の望みは、たったひとつ…」
概要
CV:日高里菜
『白猫プロジェクト』の8周年イベントのエピソード1「Fragment Origin」およびそれ以降に登場するキャラクター。
かつて世界の<我儘>と呼ばれ、白と黒の均衡を1人で崩せるほどの力を持つ存在だったバールから破壊の因子を継承した少女。
元は赤ちゃんだったが、破壊の力の器になるため急速に成長されてしまう。
破壊の因子は自分以外に兄のジンにも受け継がれたのだが、破壊の役割は1人なので兄妹どちらかが死ぬ運命にあり、ジンが元居た世界線のサヤはすでに死亡している。
エピソードで初登場した際、彼女は世話係のラムルを人質にとられ、破壊の教団の教主パルスクによって神子として祀り上げられており、苦しい日々を過ごしていた。
パルスクに捕らえられる前は、森の中で倒れていたところをラムルに助けられ、彼とともに過ごしていた。
ジンと違い、自分の力だけで〈破壊〉の力を引き出せるが、身体が〈破壊〉の力に耐えられないからなのか、力を使う度に身体が破壊の力の器になるために強制的に変化させられている。
エピタフによって連れられた並行世界のエレノア・ジンとのひと騒動により、破壊の教団は壊滅。
パルスクも死亡した。
その後は死に際のパルスクからの情報と先代の記憶から、光の王と〈破壊のルーン〉を求め、闇エレノアたちの旅に同行する形でもう一つの飛行島に乗り込んだ。
(ジンや闇エレノアたちと違い、力ずくというわけではなくあくまで交渉で。さらには〈破壊のルーン〉と光の王さえ貸してくれれば、自分とジンは戦争には関与しないと言うくらいには平和的に)
フラグメントネクサス フラグメントバーサスでは数回、〈破壊〉の力を行使したが、その影響で顔にラムルと似たような傷がついた。
キャラクター自体はエピソード1の時点でNPCとして登場しているが、エピソード4最終章にて新職業「チェインルーラー」のガチャキャラとして登場した。
序盤にてNPCとして登場し、最終章で新職業として実装された点は4周年のエレノアと共通している。
友情覚醒後の名前は
「〈破壊〉に侵されし者 サヤ・アーベン」
キャラクター性能
職業 | チェインルーラー |
---|---|
属性 | 無 |
タイプ | スキル |
登場イベント | フラグメントバーサス |
ステータス
HP | SP | 攻撃 | 防御 | 会心 | |
lv100 | 3970 | 231 | 1730 | 143 | 153 |
限界突破後(4凸) | 4042 | 251 | 1766 | 167 | 173 |
限界突破後(8凸) | 4350 | 261 | 1890 | 171 | 183 |
モチーフ武器
名前 | 破壊の刃 |
---|---|
攻撃 | 666 |
防御 | 85 |
会心 | 99 |
追加 | - |
属性 | - |
オートスキル |
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移動速度・アクションスキル強化+50% |
被ダメージ-20% |
攻撃ヒット30回毎に攻撃力UP(100%/30秒)発生 |
武器スキル |
---|
ここからは、また |
補助効果を付与する。 |
<付与効果> |
ステータスダウンバリア(60秒/5回) |
スキル
リーダースキル |
---|
HP・攻撃・防御・会心の最小タウン効果を引き上げる(効果値100) |
オートスキル |
---|
攻撃・会心+450%、 防御+300%、 光・闇属性を含むダメージでHPが1未満にならない(5回まで) |
アクションスキルダメージ+1200%、 SP自動回復、被HPSP回復量 +75%、 状態異常無効 |
移動速度・バーストゲージ上昇量・会心ダメージ+50%、 通常攻撃のダメージ+1200% |
アクションスキル1
「行くよ…この力で!」
アタナシア・ブレイク |
---|
自身のHPとSPを割合転換する。 |
<付与効果> |
自動反撃(60秒/2回) |
アクションスキル2
「行くよ……(苦しむ声)」
破壊の裁定 |
---|
自身の最大HPの15%を消費し、敵に炎・水・雷属性のピンポイントダメージを与える。 |
さらに、周囲に敵が残っている場合はHPを消費して攻撃を続ける(最大4回)。この攻撃は複数のターゲット全てに同じ攻撃を行う(最大7体)。 |
<付与効果> |
自動反撃(60秒/2回) |
※スキル中回避状態を付与(確率33%) |
※スキル中に回避することでスキルを終了する。 |
キャラ特性
エリアルシフト変化 |
※変化したエリアルシフトは接触すると敵にダメージを与え、 SPを奪うブレイク・シードを3個付与する |
※ブレイク・シードは効果時間を持たず、効果時間延長効果を受けない |
※10秒間再付与不可 |
ネタバレ注意
この先フラグメントバーサス終盤の展開を含みます。ご注意ください。
「あぁ…私はとっくに……」
フラグメントオリジンにて、サヤは主人公たちの世界の住人で、ジンが別世界から転移された存在かのように描写されていたが、それはエピタフが仕込んだ罠。
実際は逆で、ジンは<破壊>を引き出す力を混ぜられただけのこちらの世界の住人。
サヤこそが別世界から転移された存在なのであった。
「あなたさえ……!私が、もっと早く殺すべきだったのに!」
元々居た世界のパルスクがサヤの実兄ジンの死を侮辱した事で極度の怒りに呑まれたサヤはパルスクを<破壊>で傷つける。
しかしこれがトリガーで<破壊>が完全に覚醒してしまい、元居た世界を破壊して回っていた。
サヤが自身の力だけで<破壊>の力を行使できたのは、この時点で一度<破壊>として覚醒していたからだった。
覚醒から20年後、一度は通常サヤの人格が目覚め己自身を封印するもエピタフによって主人公たちの世界に転移された。
パルスクは、転移先の地で隠居していたラムルという男を殺すと、彼に成りすまし、サヤを形式上保護した。
彼は破壊サヤの人格が目覚めることに期待したが、実際には通常サヤが記憶を失った状態で目覚めた。
元世界での<覚醒の日>を再現すれば、再び<破壊>として復活できるだろうが、力を使いすぎたからか、肉体は次第に自壊するように。
この状態で覚醒すれば肉体の崩壊は避けられない。
彼曰く、
「精神は<破壊>に明け渡すべき玉座だがーーー」
「肉体は<破壊>を繋ぎ止める鎖なのだ。」
という。
つまり、〈破壊〉の覚醒において、肉体は崩壊してはならず、あくまで壊すのはその人物の精神であるということ。
<破壊のルーン>と<光の王>の情報も、異世界パルスクが白猫パルスクから引き出した情報で、ジン・サヤを戦争に巻き込み、<破壊のルーン>を手に入れるための誘導であった。
「はははははは!!やっと壊してくれる!!やっと、悲願が!!」
「パルスクは死んだんだね。あの男だけは最後まで壊さないつもりだったのに……最後まで最悪な男だった」
終盤、ラムルの策により<破壊>人格が再び覚醒。
アイリスによって力を解放された<破壊のルーン>と、<破壊>の片割れであるジンの力の一部を吸収。
<破壊>の力はより巨大になり、その姿も禍々しい姿に。
さらにはエピタフに何か混ぜられていたのか、別世界をつなぐ<門>を開く力まで得ており、存在自体が天変地異となっていた。
もはや打つ手なしと思われていたが、アイリスは以前、<破壊のルーン>の力を開放した状態で吸収された経験があり、咄嗟に<破壊のルーン>を吸収される前にルーンの力を<刃>に変えており、それによって<破壊のルーン>はサヤにとっての不完全な覚醒を促進していた。
二人で協力して覚醒の媒体である<破壊のルーン>を奪取しようとする。
それでもサヤの力は圧倒的で、二人で何とか踏みとどまるのが精一杯という状況。
だがそこに闇エレノアとの因縁に決着をつけた覚醒エレノアが合流。
さらにはキングスロードに選ばれた3人、そして自分たちの世界もすべて壊すということを魔獣を通して聞いていた2人も遅れて合流。
5人が足止めしている隙に、主人公とエレノアはかつての<光の王>と<闇の王>がバールを封印した<魔法の鎖>を構築した。
<均衡>の鎖をもってサヤの動きを封じ、その隙にジンが<破壊のルーン>を奪うも、サヤは自身を外装ごと自爆。
エレノアが主人公とアイリスを最後の力で守るも、ほぼ全員再起不能になるほどの大ダメージを負う。
当のサヤは<破壊のルーン>が奪われ力を留めていられない状態になったとはいえ、器自体は無傷。
アイリスが気絶し<破壊のルーン>が使いものにならなくなるも、今度はジンの<破壊>の力をすべて奪おうとし、主人公はそれを阻止しようと立ち向かった。
そしてジンはサヤの自爆を至近距離で受け、指1本すら動かない状態になっていた。
しかし、そこに闇エレノアが現れ、彼女の右目に残っていた僅かな<光の王>の力で<破壊のルーン>の力を引き出し、ジンはわずかながら回復し、サヤを止めに走った。
主人公の<均衡>の鎖とジンの呼びかけ、そしてジンとサヤがお互いに<破壊>を削りあった事で、<破壊>は二人で一つになり、共存できる様になった。
余談
ちなみに、本イベントの最終クエストである「決死の戦い」では、
といった形式になっている。
〈破壊〉人格の時の彼女は右目がピンクになってしまっている。
しかし元の世界での〈破壊〉人格の目の色は通常時と同じなので、おそらくエピタフの混ぜ物のせいであると考えられる。
関連イラスト
関連タグ
白猫プロジェクト 世界の敵(白猫プロジェクト) サヤ・アーベン
炎上→サヤ本人は紛れもない悲劇のヒロインだが敵対時の能力が理不尽過ぎたことで白猫プロジェクトのTwitterが炎上、更になんの改善もなくそのまま決戦クエストに投入され更に炎上するという事態が発生した。(ちなみに新職:チェインルーラーのキャラを使えば、前面に押し出してくるバリアはエリアルシフトで自身のバフに変えることが可能だし、特にサヤならスキル2をぶっ放しているだけで1分切る勢いでHELL・決戦クエスト共々破壊可能だったりする。)
〈魔法のベル〉の使い手リンベル:同声優がCVを担当するキャラクター。