スカフィンクス
すかふぃんくす
漫画『星のカービィ ウキウキ大冒険』第7話「恐怖のスカフィンクス」に登場した、スカーフィたちが住まう国「プリンランド」の王族の城の門番として設置されている強力な防衛システム。
見た目はスフィンクスの前足のような模様と鍵穴のついた城門の上にスカーフィの石像を取り付けたような全容をしている。
一人称は「我」で尊大な口調で話すが、門番だからか語尾に「~モン」をつける。
生物なのか不明だが、感情や自我があるようで、基本的に地味に腹立つ笑みを浮かべたジト目が特徴だが、たまに崩すこともある。
上記でスカーフィ姫が彼(?)を「強力な防衛システム」と称するようにセキュリティは大変厳重で、彼の出す質問に正確に答えないと城門は開かず、それに加え例え城主であっても自身が認めなければ入れようとしない。
答えが不正解だったり気分を害するようなことがあると目から光線「門番ビーム」を発射する。もちろん、このビームの発射対象は王族も例外ではない。
プリンマウンテンを越えたカービィかたちが立ち寄ったプリンランドでスカーフィ姫と再会するが、カービィはプリンマウンテンを食べてしまったことで激太りしていた為、姫から「痩せなくてはデデデ大王と戦えない」と(ダイエットの一環で馬車を牽かされながら)城に招待され城門に着いた際に登場。
カービィたちが入城するに至り、下記の質問を課す。
出された質問
- 暗号を言えモン
最初の質問。
あらかじめスカフィンクスに設定されていた暗号を言えば入城できたのだが、肝心のスカーフィ姫がその暗号をマジで忘却の彼方にド忘れ(ちなみにその暗号の内容も不明だったり)していた為、次の質問に移ることに。
- シャレで我を笑わせてみよモン
ピンクの若者ことカービィに課した第2の質問。
オヤジギャグ好きなカービィは自信満々に「"プリン"ランドでしらん"プリン"」と答えたが、なぜかビームを食らった。…が、実は本人はちょっとウケたらしく、そのあまりに理不尽な対応にカービィから「ならなんで怪光線出す?」とツッコまれた。
- 3人でしりとりをしてみろモン
第3の質問。
カービィとスカーフィ姫、リックの3人でしりとりをするのだが、本作でのリックは「キー」としか喋らない為、それを配慮して「赤・青・黄」で繋げたが、当然ながらしりとりになってすらいなかったので、ビームの嵐に見舞われる羽目に…。
ちなみにこの質問は得点が倍になるサービス問題らしい。だから得点ってなんなんだよ…(byカービィ)
- ネズミもどき一人でしりとりするモン
最後の質問。
リックのみでしりとりという、配慮もへったくれもない意地悪な質問。
当然ながら明らかに不利な質問にカービィから「ヒキョーだぞ」と難色を示すが、本人は「イヤなら入れないモン」ともう入れる気ゼロな態度で開き直る始末。
そして、リックの出した答えは…、
「キ(木)!」→「キキー(危機)!」→「キー(KEY:カギ)!」
なんと自分の口調を逆手に取ってしりとりを見事に繋げるというファインプレーを披露!!
これにはスカフィンクスは、
「うう~~む…。しかたない、通るモン」
と、悔しそうに顔を歪めながらカービィたちに入城を認めたのであった。
スカフィンクスの下の城門の扉はトリプルデラックスに登場したカギトビラに前足みたいな模様がない点以外は微妙に似ている。