概要
ウルジナの若き王。
人の命をぞんざいに扱い、気に入らないことがあれば、いたぶって殺す暴君。
蛇を扱うことから「蛇王」の異名を持つ。
その粗暴さは、幼い頃より、家庭を顧みない父と愛情薄い母への反発からであった。
エステーリアの娘「ナイル」と名を偽って暮らしていたナイルキア出会い、お互いに愛し合うようになる。
愛によって正道を歩もうと決心を固めるも、矢先に、ケス宰相らによって彼女との絆を引き裂かれて絶望してしまう。
ナイルがサリオキスの妹姫であることを知った後は、自らの破滅を望み、悪王として生きる道を選択する。そして「砂漠の鷹」との対決に全身を傾けるのだった。