概要
人機剣(神機剣)とも呼ばれ、普段は人間用のサイズの剣だが持ち主の呼び声に応じて巨大化するスーパーロボット。
搭乗者の闘志を魔力に変換・増幅し動力とする。また、魔力によってその膨大な質量を支えている。
呼び出されると巨大な剣の姿で上空に出現し、落下後巨人形態に変化する。召喚そのものが大きな切断力を持ち、それ自体がソーディオン最初の一太刀と言える。
搭乗には剣に見合った魔力と気質が必要であり、それらを持ち合わせた搭乗者は「ソードランナー」とも呼ばれる。また、ソードランナーの支援組織としてナイツオブザラウンジが存在する。
製造
魔力により形質を変化させる金属「アダマス鋼」で作られた機械人形を「ガイアの宝石」と呼ばれる魔力媒体鉱石を中心に質量を圧縮させ、剣の形に鍛える事で完成する。
その製造には想像を絶する手間がかかり、現在では大型機の製造は極めて難しいものとなっている。
真打と影打
職人が己の人生を掛けて作り上げる一点モノのソーディオンを「真打」と呼び、極めて高い性能を誇るが製造に手間がかかる為、現在では廃れつつある。
その一方で、大量生産可能なソーディオンは「影打」と呼ばれ、真打よりも性能は劣るが低コストかつ短期間で製造が可能。
十二神剣
オリンポス十二神の名を冠した最高位のソーディオンの総称。
他のソーディオンとは一線を画する性能を有しており、基本的に十二神剣以上の性能を有するソーディオンは存在しないとされる。
また、それぞれが固有の特殊能力を持つ。
名称 | 能力 | 搭乗者 |
---|---|---|
ゼウス | 能力再現 | シンシア・レイリー |
ヘラ | 出力強化 | - |
アテナ | 守護防壁 | ライド・マーシャル |
アポロン | 核融合 | 凰火院燈子 |
アフロディテ | 洗脳 | シャルロット=バラノフスキー |
マルス | - | シメオン・カウリバルス |
アルテミス | 分身 | ルルトリナ・エル・フラティリア |
ハデス | 不死 | ソニア=レール |
ヘルメス | 瞬間移動 | リディア・R |
ヘスティア | 重力操作 | - |
ディオ・ニュソス | 認識撹乱 | シバ・ウルフクロス |
ヘパイストス | 原子振動 | ジグ |
三貴太刀
世界でも数える程しかない和刀型のソーディオンの中で特に切れ味の優れた機体。
十二神剣に迫る性能と突出した能力を持つ一方で、使う度に搭乗者に何らかの犠牲を伴う。
邪神剣
古代の時代に機械邪神をガイアの宝石に封じ込め、剣の容に封印したたとされるソーディオンの原型。
ソーディオンと同様の形態を有するが、桁違いの出力の魔力炉と虚数干渉能力を有し、その力は一夜にして国を一つ滅ぼす程の物である。
名称 | 能力 | 搭乗者 |
---|---|---|
テュポーン | - | - |
天津甕星 | - | - |
アジ・ダハーカ | - | タイラー・マクシミリオン |
英雄剣
近代的な技術で作り上げられた真打のソーディオン。
機械的要素を多分に含んでいる為に魔術要素が薄く、特殊能力の類は無いため「強い影打」という認識が成されている。
四獣剣
かつて存在した東方の国で作られた四体のソーディオン。
東方特有の魔導体系に基づき作られているが、詳細は不明。
名称 | 能力 | 搭乗者 |
---|---|---|
セイリュウ | ドラゴンスケイル(エネルギー吸収装甲) | マン・ロン |
ゲンブ | 魔力干渉無効化 | グスタヴォ=ディ=ヴェルメ |
スザク | ヒート・ストライク(高熱化による体当たり) | - |
ビャッコ | 自律行動(ただしソーディオンとしては異端) | - |
ダーナ四神器
五百年前に存在していた王国の秘宝。
他のソーディオンとは赴きの異なる能力を持ち、起動・召喚には魔力気質以外にも特殊な条件を必要とする。
名称 | 能力 | 搭乗者 |
---|---|---|
ヌアザ | ガイアインパルス(魔力共振砲) | - |
ダヌ | - | - |
ルー | - | - |
ダグザ | - | - |
その他真打
名称 | 能力 | 搭乗者 |
---|---|---|
カストダイアン | ワールドイズマイン(精神拡大) | ヴァヴァーム・リスンナー |
建御名方 | - | 禍津 |
ナキサワメ | - | 九十九マナ |
ルナイツ | ダメージフィードバック | カエド・ナート |
アルバリオン | - | ブレイズ |
華由良 | 質量投影 | 万城目早百合 |
ジャ=ドゥ | 位相転換スカート | シルヴィア・カーム |