ダチカ
ずゔょずだちか
高飛車係長という公式プロフィールの通りややきつい物言いは多いが、本質はとても情に厚く困っている人間を見過ごせない姉御肌。
スネジンカの入社した理由を把握しており、彼女の切実な想いに共感して自分の出来る範囲で協力してくれる他、曲者揃いの部下達と渡り合う高いコミュニケーション能力を持ち、約1名を除いてなんだかんだ皆に慕われる良き上司。
若い少女のような容姿とは裏腹に強かな大人の面を度々見せるが、子どものような扱いをされると怒り出す外見相応な面も。
性的な話題に対しての免疫は皆無であり、うっかり聞いてしまったら大音声で叫びながら走り去ってしまうほど。
現場においては臨機応変を地で行くタイプのようで、会社からの無線越しの命令を現場判断と称して無視したり、緊急事態には無理を通してでも即応するなど、的確な判断力を持ったリーダーとして部下たちとともに戦場を渡り歩く。
常日頃から山積みの書類と格闘しつつ、部下たちをケアしてまわり、他部署の面倒事にも巻き込まれ、さらには自身が前線に立つこともままある等、尋常ではないタスク量をこなす日々を送っていたため、仕事の感覚が他の人間からかけ離れている節がある。
ちなみに絵を描くことが好きだが、とんでもなく下手な上に自信満々に見せつけてくる為、スネジンカは毎度困惑している。
地方に住む9人家族のジャガイモ農家の生まれであり、元々の市民階級は6等級であった。決して余裕のある生活ではなかったが、家族仲は良く、ダチカも家族を愛していた。しかし、役人の腐敗や戦乱の煽りを受けて次第に生活は困窮、家族も様々な理由で散り散りになっていった。
中学校を卒業後、口減らしと出稼ぎのために自身も家を出た彼女だが、たどり着いた都市部で待っていたのは、学がなく、何の伝手も持たない子供が就けるまともな職などないという現実だった。結果、彼女は零細PMCの社員となって明日をも知れぬ日々をわずかな賃金と引き換えに過ごしてきた。
九分九厘人生のどん詰まりに行き当たった彼女だが、その後、血の滲むような努力によって、決して容易ではないとされる市民階級の昇格と、部下を持つ管理職への昇進を成し遂げた。それらは全て、家族を救うという願いを叶えるためであり、経緯が経緯だけに政府や会社への忠誠心などは皆無どころか不信感を抱いている。
現在でも家族の仲は良好で、出稼ぎのお返しに家族からはジャガイモを仕送りしてくれるようである。
操作キャラとしては、攻撃力が高い反面連射力が低い以外は平均的な能力値で、グレネード系武器を装備すると様々なボーナスが付く。そして固有能力はなんと全ての武器の弾が命中後に爆発するというもの。
サブマシンガンのような連射力の高い武器では画面が爆発まみれになり面制圧力が飛躍的に向上するが、火力はその武器相応のものでしかないので過信は禁物。また、スナイパーライフルは貫通性能を打ち消されてしまうため相性が悪い。
仲間カードでは「上級榴弾兵」として出現。上級グレネードランチャーの高い面制圧力とそこそこの火力で、物量に物を言わせた敵を蹴散らす頼もしい戦力となるが、連射と弾速の遅さから足の速い敵はやや苦手。火力も大型の敵を単騎で圧倒出来る程ではない。
メインモードのルート分岐によっては最後まで出現せず、特定の条件を満たした場合のみ加入する特殊なキャラとなる。
一部の区間では戦車に乗り込み、後方からスネジンカを大火力で援護してくれる。
武器の試し撃ちが出来る射撃場では、書類を握りしめたまま寝落ちしているダチカが出入り口そばのベンチに座っていて、近くで発砲音がすると飛び起きる(がその後数秒で再び寝落ちする)。良い子の部下は決して真似しないように。
立ち絵の銃を持つ手や、ペンを握る手から左利きであると推測される。
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※はじめにお読みください※ 『救国のスネジンカ』のトゥルールートおよびエピローグまでをなぞるように展開するため、先にそちらのエンディングを見ておくことを推奨します。 *** 「ねえ、スネジンカ」 「はい?」 「…あんたは、私の部下でよかった?」 「…ふふ、どうしたんですか? そんなの、決まってるじゃないですか」 「そうじゃなかったら、今も部下をしてませんよ」 *** *IF小ネタ1(百合注意) https://bsky.app/profile/hanada1010.bsky.social/post/3l2y6seta262p *IF小ネタ2 https://bsky.app/profile/hanada1010.bsky.social/post/3l355mo7ec22c *IF小ネタ3 https://bsky.app/profile/hanada1010.bsky.social/post/3l3juomiuzb25 *スネジンカが副隊長と邂逅する小ネタ https://bsky.app/profile/hanada1010.bsky.social/post/3l3r74rlob32t 今回は救国のスネジンカのトゥルールートをダチカ視点で追っていくような構成となります。 このため、ネタバレが大量に含まれることにご注意ください。 hinyari9先生がデザインするキャラクターはみんな魅力的で、溶鉄のマルフーシャと同じく私は全員が好きになりました。 そんな中でもダチカ先輩についてはものすごいいい人というか、発売前のイメージをはるかに超える人格者というか…なので、プレイされた方の多くは彼女に心惹かれたのではないでしょうか。 そんな気持ちを込めて、3日くらいで仕上げてみました。こんなペース、溶鉄のマルフーシャプレイ直後に書いた『私とベルカの100日戦争(https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=18044059)』以来かもしれません…。 今回は概ね原作通りの流れで展開するため、前半と後半で雰囲気が異なります。章タイトルからそれが伝わると思いますので、原作のような余韻をほんの少しでも感じ取っていただければ光栄です。 それはそれとして、『Sentinel Girls3』が待ち遠しいですね! ・これまでに書いた溶鉄のマルフーシャの小説 https://www.pixiv.net/users/84343823/novels/%E6%BA%B6%E9%89%84%E3%81%AE%E3%83%9E%E3%83%AB%E3%83%95%E3%83%BC%E3%82%B7%E3%83%A3 ・これまでに書いた救国のスネジンカの小説 https://www.pixiv.net/users/84343823/novels/%E6%95%91%E5%9B%BD%E3%81%AE%E3%82%B9%E3%83%8D%E3%82%B8%E3%83%B3%E3%82%AB 【お知らせ】(以下は読まなくとも作品に影響ありません) OFUSEを始めました。もしも作品が気に入った場合、以下のページからファンレターをいただけるとうれしいです。 https://ofuse.me/hanada1010 また、月額でのご支援を検討してくださる場合、以下のページをご確認ください。 https://hanada-1010.fanbox.cc/posts/541595145,180文字pixiv小説作品ダチカ「最近エクトルが冷たい……」
※タイトルのみ台本形式ですが、中身は地の文形式です エクトルさんへの理解度を深めたいなあと思って勢いで書きました。 ダチカちゃんはかわいい。 この作品は「救国のスネジンカ:Sentinel Girls2」の二次創作です。 ●Steamにて絶賛販売中 https://store.steampowered.com/app/2608350/Sentinel_Girls2/ ●偉大なる原作者様:hinyari9氏 https://www.pixiv.net/users/144046 ●hinyari9氏のfanbox https://hinyari9.fanbox.cc/ 設定などを公開してくださっています。 二次創作者のはしくれとして大変ありがたく思います。8,099文字pixiv小説作品- 救国の少女達
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特別控室より、お二人にきていただきました(厳密には3人ですが、メインはあの2人なので) 前作でのキャラクターの詳細はこちらをどうぞ。 →https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=20098133 →https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=20850086 ーーー以下ネタバレ注意ーーー お久しぶりです、「うちの子」ことボニーとアラベラ(アニタ)です。唯一名前が被った記念にまたなにかしてあげようかな。 名前の由来は今まで通りです。宇宙に送られた蜘蛛は2匹いて、そのうちの一匹がアニタ、もう一匹がアラベラでしたので、そっちに変えました。同じ「A」から始まる名前なので、コードネームがそのままでいいよ!よかったね! 2人の設定に関しましては、前作で作っていた小説と今作の情報を踏まえた結果こうなりました。あの2人は反政府やってる方があってるし、どうせならボリクとも繋げて…すると機械兵の秘密を知ってしまうので、恐らく革命軍のことはカゾルミアよりも大っ嫌いだと思います。 改めて2人の時系列を整理したところ、年齢が299年時点でアラベラが25歳、ボニーが24歳になりました。私の時系列だと、ボニーがアブレクやアニタと同い年で、アラベラが1つ上ということになります。そっか、アラベラ一番上なのか……なんでだ? 本当は、アラベラの「アルビノのような容姿」の話とか、ボニーの愛国心の話とか、色々書きたかったんですけど、書きたいこと詰め込んだら意外と隙間がなくて断念しました。 各種END IFは原作に忠実な後味が最高に悪い精神に負担がかかるものにしたつもりです。このイベントを書くのが一番大変で一番楽しかったっです。 ※これらのEND、およびこの小説の内容は『あったかもしれない世界線』の話です。うちの子たちがブルーピーコックに入らずに反政府軍やってる世界も、大人しく革命軍にいる世界線も、政府側にいる世界線もあることでしょう。ですので、今後この子たちが出てきたとしても、今回と同じ立場とは限りませんので、ご了承ください。26,797文字pixiv小説作品 ダチカ「忘年会事件、またの名を」
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