概要
グランブルーファンタジーにおける主人公(グラン、ジータ)がなれるジョブの一つ。CLASS3のアルカナソード、フォートレスのジョブレベルを20にした上でJPを支払う事でなれる。CLASS3に属するため、初心者プレイヤーがとりあえず中堅になるために目指すジョブ。
勝利のために情を捨てているためか、表情豊かなジータですら無表情になっており、これまでの同系統ジョブが見た目内容でトリックスター的な描かれ方をしていたのに対し、これは完全に悪役そのもの。
説明文にもある様に、敵から見れば残虐非道の、こちら側からすれば最高のスキルを持ちえた汎用性の高さ、得意武器が剣、短剣と中々に選びやすい武装であること、それなりなゼニスアビリティにボーナス性能の咬み合いの良さなどから非常に人気が高く、大規模マルチバトルでは一人いるだけで戦局がだいぶ変わる程に強い。CLASS4帯にもタメをはれる同CLASS3最強のジョブである。
しかし、若干の違いはあれゴテゴテで黒い、悪役じみた鎧姿がグランでもジータでも共通であり、他ジョブでは露出や可愛さが前面に出ている事が特徴のジータの衣装としてはかなり人気が低く、他のスキンに変えられている事態がよく起こっている。そこら辺はプレイヤーにも無情で非道であった。
性能
スキル1 | ディレイⅡ | 自属性ダメージとスロウ効果 |
スキル2 | ミゼラブルミスト | 敵の攻撃、防御ダウン |
スキル3 | グラビティ | 敵のチャージターンを一つ増やす |
ゼニス1 | クイックダウン | 敵のDA、TA率ダウン |
ゼニス2 | ブラッドソード | 3ターン、自身に吸収効果 |
ダークフェンサーの最大の特徴が「ミゼラブルミスト」の存在。これによって敵の攻防を下げられるのは非常に強力。しかもこれは他ジョブにもEXアビリティとしてのせられるため、主人公のどんなジョブにもつけられるという大きな魅力を持つ。チャージタン(CT)が一回分減る事で自分のスキルを撃ちやすい。特にトレハンはホークアイ程のかかりやすさはないもの、チャージターン短縮により数撃てるため、実質ホークアイ並みに相手にトレハンをかけやすい。更にディレイによって敵の特殊技のCTを減らし、グラビティによって更にCTが溜めるのを妨害できる(敵のCTが4ある場合、ディレイのローテが回るため、グラビティ込で6ターンに遅延させることが可能)と、相手の攻め手を崩す事にかけてはトップクラスの能力を持つ。そのため、下手なデバッファー役を入れるくらいなら主人公をダークフェンサーにした方が無難。
また、ジョブが持つサポートアビリティによって弱体効果が元々かかりやすくなっており、それでもかからない程の強力な耐性を持つような相手でもない限り自分がかける分にはほぼ確実に敵に弱体効果がかかる(グラビティは耐性が付きやすいので注意)。「攻撃は最大の防御」ならぬ「防御は最大の攻撃」とも言うべきとんでもない妨害能力を誇るジョブである。
こうした高い汎用性の高さ、単純かつ強力なスキルから、ソロでボスに挑む時のジョブに悩むと「とりあえずこれ」と言われる程の人気を誇る。
強いてあげる欠点としては「回復、防御スキルがなく、仕留めきれなかった時の敵の大技に耐えられない」「基本連続攻撃率が低く、素殴り力が弱い」くらい。
ただ前者は回復、防御に関してはパーティーメンバーで補完できる上、ゲームの環境上まず必要ない(その前に殺せる)場合もある。仮にそういう場面に遭ってもミゼラブルミストで弱体化した相手にパーティメンバーの援護(及び召喚石による防御)があれば耐えるのは容易である。
後者は連撃率UPの奥義効果を持つ武器『四天刃』と、HPを奥義ゲージに変換するEXアビリティ『他心陣』の組み合わせでカバーが出来る。
このように、目立った穴がなく、数少ない欠点も装備編成で十分補えるため安定感は抜群である。最近はキャラ、装備プールの増加、敵のインフレにより他のジョブの活躍も目立ってきているが、それでもソロプレイでの地位は未だ揺るぎない。
ただカオスルーダーが調整を経て晴れてダークフェンサーの上位種となったため、ついに「ソロ最強」の座はそちらに譲ることとなった。