解説
沢山煙草を吸う人、続けざまに煙草を吸う人を指す言葉。
例えば吸い終わりの煙草の火で次の煙草に火をつけてすう程沢山吸う人や、一日の中で煙草を吸っていない時間の方が少ない人などのことである。
「チェーンスモーカー」とは英語の"chain-smoker"をそのままカタカナで表記したものだが、ここでいう「chain」は鎖のことであり、まるで連なる鎖のように、立て続けに吸っている様を表現したものである。
さすがに昭和中期以前の嫌煙活動が盛んではなかった頃でさえも医者に「そんなに煙草を沢山吸うのは体に毒だから止めなさい」といわれるほどであったとされる。
同じく普通の喫煙者よりもタバコの本数が多いような人を「ヘビースモーカー」というが、日本においてチェーンスモーカーとヘビースモーカーは必ずしも同じ存在ではない。
「ヘビースモーカー」は単純にタバコの量が多い喫煙者を指すと同時に、日本では「重い」、つまりタールやニコチンの量が多いタバコを好んで吸っているような人も含まれる。
日本におけるチェーンスモーカーは、日本で多く発売されているようなタール10mg・ニコチン0.4mg未満の軽いタバコを続けざまに吸うことが多いことから、タバコの「重さ」という意味ではヘビースモーカーに該当しないともいえる。
一方、普通より本数は多いが断続的に喫煙するヘビースモーカーに対し、チェーンスモーカーは切れ間なく喫煙し続けるため本数が必然的に多くなる。「ヘビー」を「たくさん」とした場合、ヘビースモーカーの全員がチェーンスモーカーとは限らないが、チェーンスモーカーは全員がヘビースモーカー(あるいはそれ以上)であるといえる。
関連キャラクター
- 大沢木大鉄(浦安鉄筋家族)
喫煙者の項目も参照のこと。