概要
テーブル(食卓)の上面全体を覆う布。テーブルが食物の屑や汁などで汚れるのを防ぐ。
近代ヨーロッパの王侯貴族が使っていたものは、テーブルの脚までも隠すくらいの大きいものだった。なんでもテーブルの脚が見えてはいけなかったらしい。
現在では、旧来の用途のほか、上に物を載せたままでテーブルから引き抜いて、いかに上の物を倒したりずらしたりしないかという芸にも用いられる。
テーブルを縦断するように敷く細い布はテーブルセンター、テーブルの各人が使う部分に広げる小さめの布はランチョンマットと呼ばれる。
皿やグラスを食卓に乗せたまま平行にテーブルクロスを引く芸がある。