「ディナで構いません。ミスタ・エーレンブルグ」
概要
CV:白石涼子
現代において、諏訪原市に赴く直前のヴィルヘルムと接触し、彼に取材を持ちかけた女性。
クールで、かつ肝が据わっており、ヴィルヘルムをして「好みだ」と言わしめる優秀なキャリアウーマン。
元ネタは1994年製作のアメリカ映画『インタビュー・ウィズ・ヴァンパイア』の登場人物ダニエル・マロイだと思われる。
以下ネタバレ
正体
その正体は米国の某諜報機関に属する中尉。
ジェーン・ドゥことアイリーン・カートライト中佐について言及するなど、彼女とは知り合いだった可能性がある。
ヴィルヘルムとクラウディアの話に聞き入って深く共感している様子だったが、実際はインタビューを通して日本の諏訪原市で行われる黄金練成の情報を聞き出す事が目的だった。
ヴィルヘルムに怪しまれて正体が露見してしまった際に、魔術概念の現代的兵装化がされた「呪いのナノマシン」を使ってヴィルヘルムを昏倒させ、その場を脱した(実際のところ、ヴィルヘルムは昏倒するフリをしていただけだが)。
脱出後、運転する車内で上司である長官に電話をかけ、黄金練成の目的や団員の思想などの集めた情報を伝えた。
その最中、このまま行けばヴィルヘルムを殺す事になり、結果としてヴィルヘルムを生かそうとしたクラウディアの思いを無下にしてしまう自分の行動に少しの躊躇いを見せる。
しかし、長官の声で現実に戻されたディナは、諏訪原市への派遣部隊に参加する意思を長官に申し出た。
だが次の瞬間、長官から発せられた言葉は衝撃の一言で……。
他作品での活躍
Diesirae本編には登場しない。
未プレイの方もこの点から後付けキャラのディナがどうなったかお察し下さい。
なお、本編にて米国の某諜報機関が出張ってこないのは、どうやらヴィルヘルムが本編開始前にぶっ潰したからのようだ。