ストーリー(デモニオン ~魔王の地下要塞)
かつて、人間たちの王国へ侵攻し、世を戦乱に導いた魔王がいた。
だが、魔王は勇者たちによってその力を奪われ、地底深くに封印された。
ここは、最深部に魔王の封印されている地下迷宮。
近年の地殻変動により封印が解け、魔王が復活したとの噂が王国に流れた。
魔王を討伐して名声を得るため、国中から腕に覚えのある冒険者たちが地下迷宮を訪れる。
だが、魔王はその魔力で迷宮に罠を張り、モンスターを召喚して彼らを待ち受ける。
王国は、こうして再び戦乱に巻き込まれることになった……
キャラクター
レイリス=トランザット
CV:花南
王国首都にある教会本部から、ただ1人正式に認められた “聖女” であり、聖騎士。
教会と王家に絶対の忠誠を誓っており、悪魔やモンスターはもちろんエルフや亜人種たちでさえ、敵となるなら躊躇なく斬り捨てる。
ジュリアン=バルクラフト
CV:楠田兎
冒険者として大陸中を放浪する女戦士。 貧困と差別の渦巻く貧民街の出身。
以前はパーティを組んでいたが、何度も仲間割れを経験して嫌気が差し、独りを好むようになる。
女王の出した魔王討伐の触れを聞き、単身で地下迷宮へと挑む。
ネージュ=オウルアイズ
CV:香澄りょう
“魔術師ギルド” の研究員にして相談役。 新たな魔術的知識の発見にすべてを費やす。
性欲旺盛で、いつも自分の使い魔を使って性欲処理しているものの、いまだ処女。
王国内でも屈指の実力を持つ魔術師だが、表に出ることは少ない。
オリビア=エルロイ
CV:紫苑みやび
教会本部の修道院を取り仕切る司祭長。
王国にいるすべての修道女たちを束ねる立場にあり、憧れの存在。
今回の女王による魔王討伐命令は正しいことだと理解しつつも、戦乱が広がることに心を痛めている。
直接は討伐に赴かないものの、修道女たちによる救護団を組織して後方支援に当たっている。
アーウィン=シルバームーン
CV:佐倉もも花
大森林を守護するエルフ。
魔王討伐という一族の使命を背負い、森の平和を脅かす魔王を討伐するために森を出る。
しかし自分がまだ未熟であることも分かっており、未だ自信が持てないでいる。
オボロ
CV:大波こなみ
幼い頃から暗殺者として育てられ、現在では王国一の腕を持つクノイチ。
その腕を女王に買われ側近衆の一人に取り立てられたが、“狗(イヌ)” と呼ばれ、側に寄ることは許されていない。
感情を置き忘れてきたかのように無表情で、必要以上には言葉を発しない。
ヒミカ=スメラギ
CV:春日アン
ストムガルト王国と国境を接する、東方国家から派遣された退魔師一族の姫君。
西方には無い、呪符と地脈を用いた退魔術を会得している。
魔王討伐に協力する名目で入国したが、実は過去に誘拐された “ユキ” という名の姉を捜す、という目的も秘めている。
マイア=フレスト
CV:中家志穂
王国の北方辺境に位置する寒村の出身。 自称・勇者。
幼い頃から山間の地で育ったおかげか、足腰が強く身のこなしは意外と素早いが、剣術は我流のため弱い。
根本的にお人好しで騙されやすい善良な田舎娘。
ヴァネッサ=クロムウェル
CV:ももぞの薫
女王ダリアンからは全幅の信頼を得ている、女王を守護する近衛隊の隊長。
“黄金の武神” の異名を持つ王国最強の槍の使い手であり、その名は大陸全土に轟いている。
女としての自分を捨て、人生の全てを槍術の向上に充てている。
ジリオラ
CV:野神奈々
主人公が封印される以前から側近を務め、封印された後も忠誠を誓って復活の手助けをした。
ミスカ
CV:十三七
主人公が封印される以前から側近を務め、封印された後も忠誠を誓って復活の手助けをした。
アスタロス
主人公。およそ200年前に一度倒され、地下深くに封印されていた魔族たちの王。
大陸のほぼ全土を支配していたが、勇者たちに倒され奪還されてしまう。
側近の侍女たちの尽力によって復活し、再び大陸制覇に乗り出す。
が、かつて持っていた魔力のほとんどは失っている。
ストーリー(デモニオンII ~魔王と三人の女王~)
かつては “不毛の地” と呼ばれたニルト地方に、流浪の民が4つの国を興した。
ブライトリーフ・エルフの王国 ルザリオ。 東方の皇国 シュカ。 氷の帝国 キロス。 そして、種族・ディアボリカを中心とした闇の魔国 ハドス。
だが、何者かに扇動された人間たちの叛乱によりハドスは滅亡。
それから100年―― ディアボリカはこの世界に破滅と混乱を呼ぶ存在として、差別と弾圧の対象となっていた。
ハドス滅亡から生き延び、ハドスの片田舎で怠惰な生活を送っていた王子 カイム。
彼のもとを、人間たちによって両親を殺されたディアボリカの少女・リズベルが訪れる。
ディアボリカを救うべく、ハドスを再興しようと訴えるリズベルの説得により、カイムはハドスを復興して3つの国を落とし、3人の女王を自分のものにすると宣言する。
亡国ハドスの再興を掲げる、魔王カイム率いる魔王軍と、3つの国との戦いが始まる……。
キャラクター
カイム
主人公。120年前に滅亡したディアボリカの国 ハドスの第一王子。
各地を放浪した後、ブラムにある宿屋 『十三の月の牡牛亭』 が気に入り、個室を借りてぐうたら生活を送っていた。
幻像石 (魔力を注ぎ込むと記録された映像や音声を映し出す宝石) で大量のエロライブラリーを保有しており、女騎士モノから人妻モノ、ちょっと小さな女の子が好きな殿方向けのものまで幅広いジャンルに精通している。
特にお気に入りなのは、魔王が冒険者を返り討ちにして自分のものにする “戦うヒロイン征服モノ” である。
ちなみに、身体損壊などのイタイ系やスカなどの汚物絡みはNG。
旅の中で稼いだ金はほぼ全てそれらのコレクションを充実させるために使っている。
今の自分には何の力もないことを自覚しているが、いつかは自分もこの幻像石の映像のようなシチュエーションでエッチを楽しみたいと考えている。
リズベル
CV:佐倉もも花
カイムのお目付け役。
近年、ニルト地方各地で起きているディアボリカの弾圧に対して危機感を覚え、それに対抗すべく滅亡したディアボリカの国・ハドスを再興し、ディアボリカの地位を向上させたいと考えている。
そこで、隠遁という名の自堕落な生活を送っていたハドス王の息子・カイムを探し出し、魔王として担ぎ上げる。
まじめで知的な眼鏡美少女だが、一向に身長が伸びないことにコンプレックスを持っている。
カイムにはいつも悩まされながらも、淡い恋心を抱いている様子。
貧しいディアボリカの家庭に生まれ、幼少時に人間たちによるディアボリカの虐殺で両親を失う。
自らも命を奪われそうになった時に、その場に突如として現れた男性に命を救われる。
男は自らを “魔王” と名乗り、人間たちを蹴散らすとリズベルを遠方の孤児院まで届けた後、去っていった。
リズベルはこの時の記憶を大切にしており、魔王という存在に憧れを抱いている。
ベアトリス
CV:ひむろゆり
カイムの父親である前ハドス王が側室との間にもうけた娘で、カイムとは腹違いの姉。
ハドス滅亡の混乱の中でカイムを逃がし、その後は暴徒たちに襲われ無残に殺されたとされている。
ハドスたちが大空洞に近い町・エズオーンを訪れたその夜、カイムの寝室にいきなり現れる。
華やかで明るい性格だが、人の話を聞かないところ、忘れっぽいところが玉に瑕。
長身で巨乳、リズベルが思わず嫉妬してしまうほどのパーフェクトボディの持ち主。
自由気ままなベアトリスと生真面目なリズベルは正反対で、衝突することも多いが、ベアトリスのほうはリズベルをかわいい妹のような存在だと感じている。
魔法全般の扱いに長けているが肉弾戦で身体を動かすことを好み、扱いづらそうな大鎌を軽々と振るう。
普段は自由気ままに行動しているようで、不在なことも多い。
彼女に嫉妬心を抱くリズベルは行方をくらませる度に、小言を言うのが日課になっている。
ベアトリスはそんなリズベルをからかうことも楽しんでいる。
マーガレッタ=ラザントリア
CV:乃嶋架菜
ニルト地方の遥か南に5年前まで存在したラザントリア王国の姫。
王国が近隣の超大国 アミスの進行を受けて滅亡した際に執事の手によって逃がされ、以後ふたりで傭兵稼業を営みながら食い繋いでいる。
確固とした自信と逆境に屈しない根性を兼ね備えた少女。
その外見や年齢よりもはるかに老成しているように見える。
カイムには自分以上の王としての資質を感じ、彼を立派な王にしようと決意する。
ラザントリアの滅亡は、国として生き残るだけの力が無かった上に、それを補うような知恵も無かったと冷静に分析しているが、アミスに対してはいつか一矢報いたいと考えている。
巨大なバトルアクスを愛用している。
レベッカ=ナバスケス
CV:手塚りょうこ
カイムが長期滞在している宿屋 『十三の月の牡牛亭』 の女将。
カイムのことをただの青年だと思っている。
カイムが迷宮に住居を移してからも、何の疑問も持たずに彼が生活している玉座の間まで食事を出前してくれる。
また、魔物たちからも一目置かれている。
昔は酒場で踊り子をしており、そこで知り合った男性と結婚し宿屋を経営することに。
息子も授かったが、数年前の戦争で夫と息子を亡くし、以後ひとりで宿屋を切り盛りしている。
ティーリア=エス=ランダトリカ
CV:岬友美
妖精女王。
豊満で成熟した大人の女性。
慈悲深く受容力があるが、指導者としては優柔不断な一面を持つ。
自分は指導者に向いていないのではないかと考えており、女王の立場は重荷になっている。
国を治めていく自信が無いため、ルドールが越権行為とも言えるほどに干渉してくることには内心ホッとしている。
マガヒメ(禍姫)
CV:春日アン
シュカに “焔皇” として君臨する女皇。
生まれながらにして龍の加護を受けている聖女。
国を治める文官と、国を守る武官の間での派閥争いが激しく、マガヒメ自身はそのような国の現状に飽き飽きしている。
この争いは東方の巨大帝国 サン(燦)での権力争いに敗れた者たちがシュカを建国した時から続いており、マガヒメはこの現状を打開するためには一度国としての体制を根本から立て直すべきではないかと考えている。
宮廷で陰湿な宦官たちとの駆け引きにうんざりしていたところでカイムと出会い、興味を持つ。
グラス
CV:大波こなみ
水晶の女帝。 無口で無表情な少女。
キロスの女帝は、この地を支配する精霊との契約により若くして命を絶たれる運命にあり、そのことを受け入れ傍観している。
そのためすべての物事に対して距離を置いており、自分が生きている、という事実を実感できずにいる。
帝国の繁栄のための犠牲となり、人格すら認められず生きてきた自分を一人の女性として見てくれたカイムに強い興味を持つ。
オルフィス=ノーフォーン
CV:ももぞの薫
バウンティーハンター。 同じくバウンティーハンターだった夫に先立たれ、3歳になる息子・マルトを養うために懸賞金の掛けられたモンスターを狩り、生計を立てている。
カイム討伐に乗り出したのも、懸賞金が目当てである。
気さくで面倒見のいい姉御肌。
賞金稼ぎという厳しい世界に身を置きながらも、きわめて常識的な考えを持っている。
カイムに捕えられ、彼らの事情 (弾圧に対する抵抗) を聞くと、納得し仲間に加わる。
夫に先立たれて以来ご無沙汰だったが、カイムに女として見られたことで身体が疼き始める。
魔王軍に捕獲された時に、マルトはオルフィスと共に迷宮に連れてこられる。
意外とアグリが子供の面倒見が良いことから、オルフィスが不在の時はアグリがマルトの世話役になる。
ヨザクラ=イツキ
CV:ヒマリ
武士。 シュカでは剣豪として名を馳せている少女。
各地の道場を転々として腕試しをしていた。
マガヒメとも交流があり、彼女の個人的な依頼でカイム討伐に乗り出す。
内気で人見知りが激しく、また侍としての自分に自信が持てずにいる。
無数の人の血を吸ってきた魔剣 “咎切(トガギリ)” を振るう。
自分を必要としてくれる人間を探しているが、男と良い仲になろうとすると咎切に封じられたオニが現れて、ことごとく邪魔をしてきた。
そのため、男性経験はない。
ディアボリカや魔物たちに対する敵愾心や恐怖は無く、目の前に現れる者が武器を手にしている限りは真剣勝負の相手である、と考える生粋の剣士。
自分を破ったカイムのことを強者として認める。
ジェシカ=プルエネ
CV:楠田兎
司祭。 正義と審判の神・ラスファを信仰するラスファ教の司祭であり、ラスファの教義において悪とされる存在を抹殺する執行者。
眼鏡が似合う長身のクールビューティー。 自分に絶対的な自信を持つ大人の女。
サディスティックな性癖を隠そうともしないが、その裏には自分の忌み嫌う者たちに襲われたいというマゾ的嗜好がある。
魔物やディアボリカはこの世に在ってはならない存在と考えている。
巨大なアルバレストを操り、神の奇跡を具現化する神言を刻み込んだ “神言弾” を撃ち出し、不浄の存在を滅する。
ミネルヴァ
CV:榛名れん
ヴァルキリー。
正体不明の女性。
ディアボリカの根絶のために剣を振るう戦乙女。
プライドが高く、己の剣技に絶対的な自信を持っている。
グリエッタ=オーリック
CV:渋谷ひめ
人間の女性。
ニルト地方から南西に位置する小国ラムシの魔法学院の卒業生。
グリエッタが在籍していた時期にはリズベルも在籍しており、ふたりは主席の座を巡って競い合っていた。
オーリック家はラムシでも名門貴族の家系として知られ、数多くの著名な魔術師を輩出している。
グリエッタも幼い頃より英才教育を受け、将来を嘱望されていた。
元素系魔法を得意とするが、その中でも炎と水の魔法に長けている。
エル=フラフニス
CV:蒼依ハル
ブライトリーフの少女。
ルザリオの守備隊に所属している。
森でも一二を争う弓の腕を買われ、ティーリアの護衛を勤める。
素直で楽天的な性格だが、意外とずぶとい一面も持つ。
食い意地が張っており、特に甘いものには目がない。
サファイア
CV:香澄りょう
人間の少年。
大陸を股にかける凄腕の暗殺者。
一見すると美少女にしか見えない外見を利用してターゲットに接近し、ベッドに連れ込み行為の中で依頼を遂行する。
巨大なハサミをどこからともなく取り出して獲物を切り刻む。
モルテ
CV:紫苑みやび
不死者の女性。 外見年齢は20代後半だが、実際は長寿のエルフよりも長い時間を生きている。
かつて滅亡したテスタ文明の人間だったが、不死の存在への興味から禁断の儀式を行い、自らも不死者となる。
妖艶で気だるげな大人の女性。
手にしたパイプから亡者の魂を吸い出し、使役する。