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演:ロバート・パティンソン/吹替:櫻井孝宏


概要編集

英語表記は「Neil」


映画序盤、本作の主人公である「名も無き男」は時間を逆行する武器「逆行銃」の出処となった武器商人から情報を聞き出すため、ムンバイの拠点へ潜入する計画を立てる。

ニールはその作戦に協力するCIA特殊工作員として初登場する。


物理の修士号を持っており、同じCIA特殊工作員だった主人公よりも電子ロックの解除技能に長けているなど、工作員として高い能力を持つ。

しかし、主人公が任務中にアルコールを飲まない習慣を事前に知っている、空港倉庫の絵画強奪作戦にて突然現れた正体不明のマスク姿の敵をわざと逃がす、それを主人公に「始末した」と嘘をつくなど、所々で不審な面を見せる。


主人公はそんなニールに警戒しつつも、時間逆行の情報を集めるべく行動することになる。






















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意注にレバタネるれ触に心核の 『TENET』 画映、下以


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真実編集

ニールの正体は、未来の人類が企む「時間逆行計画」とそれを実行しようとするセイターを阻止するために結成された秘密組織「TENET」のメンバー。

主人公よりも時間逆行理論に造詣が深く、所々で見せた不審な動きは逆行人物の行動に警戒していたため。


空港倉庫で取り押さえたマスク姿の人物が「逆行してきた主人公」である事に気付いた時は「未来の自分たちは逆行して空港倉庫に戻らなければならない何らかの事態が起きる」と瞬時に理解し、事態が飲み込めていない順行主人公(映画前半)とマスク姿の逆行主人公(映画後半)による「逆行自殺」を止めさせた。


逆行から順行に戻った映画後半の主人公は、「なぜこの事(倉庫で戦っていた謎のマスク男が自分自身であった事)を黙っていた?」とニールに問い詰めるが、「“What’s happened, happened”(起こったことは仕方がない)」と答える。


映画のクライマックス、世界全てを時間逆行させる「アルゴリズム」をスタルスク12の地下深くに埋没させ、その座標を記録することで未来人へ届けようとするセイター。

これを阻止するため、TENETの「時間挟撃作戦」が開始された。


セイターの腹心であるボルコフがアルゴリズムを埋没させる直前、命令を受けて主人公の頭を撃とうとするが、死体となって倒れていたTENETの兵士が突然起き上がり、代わりに撃たれて生き返り走り去るという不可解な事態が起きる。

この一瞬動揺した隙を見逃さず、主人公はボルコフを倒してアルゴリズム奪還に成功した。


一方でキャットが感情に任せてセイターを殺害してしまい、「アルゴリズムの座標が記録される」というトラブルが発生していたが、主人公らがアルゴリズム本体を座標から回収したため、「世界が破滅しなかった=未来人はアルゴリズムを見つけられなかった」という未来が決定した。

(セイターが勝利していた場合は順行世界が過去永劫消滅する事になるため、そもそもこの戦いが起きている時点でTENETの勝利が決まっている)


ニールと主人公、そしてTENETの戦闘指揮官アイブスはアルゴリズムを世界から処分するため、それぞれに分割したアルゴリズムを渡して撤退となった。

しかし、ニールは自分のアルゴリズムを主人公へ渡し「戻って、また過去を作る」と主人公に告げる。


この時、主人公はニールの装備に赤い紐で結ばれたコインのお守りがある事に気付く。

それは最後の戦いで主人公を庇い、頭を撃たれて生き返った兵士が身につけていた物と全く同じだった。

主人公はあの時の兵士がニールであったと気付いてしまったのだ。


つまり、これからニールは逆行に入り、頭を撃たれて過去に向かって死ぬ事を理解した主人公は涙目になりながらも「やり方を変えれば別の結果(ニールが死なない結末)に出来るのでは」と問う。

これにニールは「起こったことは仕方がない(What’s happened, happened)」と答え、TENETの真のリーダーがこれからの主人公である事、主人公の命令で過去に逆行してきた事を打ち明ける。

そしてニールは「出発点で会おう」と言い残し、去っていった。


ニールにとっての友情はここで終わり、主人公にとっての友情はここから始まるのである。


「起こったことは仕方がない、それが世界の理だ。だが何もしない事の言い訳にはならない」




余談編集

  • 彼が序盤に怪しかった為に裏切るのではないかと勘ぐる人は多かったが、結末は最初から最期まで主人公に尽くしていた、という逆の事実だったために「この映画はニールに全て持っていかれた」「ニールが本当の主人公だった」と言われるほどである。実際、二週目で見る際はニールを注目して見るとまた違った作品に見えてくる。

  • 彼はセイターとキャットの息子であるマックスではないか?という考察がある。映画内では決定的な証拠は無いため、明確に肯定も否定も出来ない。どちらが正しいかはまだ決まっていない

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