ハクメイ(ハクメイとミコチ)
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はくめい
樫木祐人の漫画作品『ハクメイとミコチ』の主人公の1人
CV:松田利冴
青と黄色の種帽子をかぶった栗色のくせっ毛と太い眉毛が特徴的なこびとの女性。23歳。崖の国ムカク出身。家族構成は父親のロカだけで母親はいない。理由は後述。
明朗快活で活発、かつ容姿も言葉遣いも中性的なために男と間違われることがある。
ナライに至っては、ミコチとの仲の良さから結婚して嫁がいるとまで思われていたほど。
シナトを相手によく賭けをしたり、修理屋の仕事の際には殺気立ったりと男らしい性格が目立つが、その反面、休日は家にこもりっきりのイワシを外出させるために街に連れ出すなど、気づかいのできる女の子らしいところもある。
また普段のイメージに似合わずかなりの読書家で、マキナタにある図書館の司書顔負けの本の知識を誇る。
本編開始時点で居候としてミコチの家に同居しており、それより前は根無し草の旅人だった。
スリに路銀を盗まれ行き倒れていたところを緑尾狼という老いた雌狼が率いるキャラバンに拾われて暫くは彼女のキャラバンに同行する。旅人の国マキナタの国境にてキャラバンと別れ、定住地を求めて蜂蜜館に行くつもりが道を間違えてミコチの家に着いたのが二人の出会いとなっている。
運動神経は良い方なのだが、カナヅチで浮き輪無しでは泳げない。
またひどく音痴。本人にも自覚はあり人前で歌うことに極度の抵抗がある。
実は元々捨て子で、明け方の薄明かりが当時赤子だった彼女の置かれていた岩場の陰を照らしていたところを旅人のロカとウラガに拾われ、またその経緯から「薄明(ハクメイ)」と呼ばれ二人で面倒を見ることになった。養父のロカから旅の心得を聞いて育ったため、道具の制作・修理やサバイバルなどの知識はそこに由来している。また彼女の着けている種帽子は旅立つ際にロカから贈られたものである。
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