ハニアとは、2010年8月1日(日)~8月5日(木)に宮崎県全域で行なわれた『全国高総文祭みやざき2010』のマスコットキャラクターである。
概要(解説)
宮崎の工芸品である「はにわ」とMiyazakiの「M」をうまく用いて、宮崎に親しみを抱かせるデザインとなっている。また、各部門のイメージにマッチさせたバージョンが考えやすいプロポーションである。
また、ネーミングには、あたたかい宮崎の太陽のイメージと「はにわ」の素朴な雰囲気がやさしく伝わる響きがある。(※1)
プロフィール
年齢 | 1歳 |
性別 | 不詳 |
誕生日 | 9月25日 |
公式プロフィールはこのような設定である。
身長や体重など、あらゆる設定は謎に包まれている。
部門別キャラクター
ハニアには各部活で違うバージョンがある。そこで、各部活+1のハニアを簡単に紹介する。
なお、普段のハニアは『案内』の部類に入る。
総合開会式
左手に総文祭のマークが描かれた旗を持っている。
パレード
右手にスティックを持っている。なお、肩には白いヒラヒラがついている。
合唱
両手を広げて歌っている。周りには青い音符が描かれている。
器楽・管弦楽
バイオリンを弾いている。
演劇
左手に剣を持っている。そして背中には水色のマントがついている。さらに分かりにくいが、スカートではなくズボンになっている。
吹奏楽
両手でサックスを持っている。
吟詠剣詩舞
全身が弓道着になっていて、左腰に日本刀がある。
郷土芸能
宮崎県の郷土芸能『神楽(?)』の衣装を着ている。左手に短剣を持っている。
M&B
左手にスティック、右手にラッパを持っている。
微妙に上半身の服が違い、肩にはパレードの様に白いヒラヒラがついている。
美術・工芸
右手に大きい筆を持っていて、キャンパスに絵を描いている。キャンパスに描かれているのは総文祭のマーク。
書道
右手に筆を持ち、左手で作品を見せている。なお、半紙には『書道』と書いてある。
写真
右手でカメラを持っている。左肩にかけているのは写真入れなのだろうか。
放送
右手に業務用カメラを抱え、左手にマイクを持っている。ちなみにテレビ局で使うカメラはおよそ7kgある。
囲碁
囲碁盤の前で真剣に考えている。指先から見てハニアは白である。
将棋
周りに将棋の駒が3つ浮かんでいる。上から『王将』『桂馬』『金将』である。
弁論
弁論台の前でマイクを通してしゃべっている。
百人一首
吟詠剣詩舞と同じ格好で札を取っている姿。スピードからしてかなり取る速さは早いようだ。
新聞
右手に新聞、左手に取材用のノートと鉛筆を持っている。また、青フレームの眼鏡をかけている。実は眼鏡をつけているハニアは新聞部門だけである。
文芸
机の前で真剣に考えている姿。横には3冊の本が置いてある。
国際ボランティア
両手で地球を抱えている。国を通しての交流の表しのようである。
農業
右手にじょうろ、左手に花が咲いてる植木鉢を持っている。
工業
ラジコンでロボットを動かしている。
商業
黄色い法被を着て、左手にメガホンを持ちながら周囲に呼びかけをしている姿。
水産
船乗りの帽子と衣装である。左手に旗を持っている。ちなみに持っている旗は『国際信号旗』と呼ばれ、2つの旗で『UW』と書かれている。
特別支援
両手いっぱいにハートを持っている。
日本音楽
琴を演奏している。
案内と合わせて全部で27のバージョンのハニアがいるのである。
ゆるキャラ?萌えキャラ?
一般的にこのようなキャラクターは俗に「ゆるキャラ」と呼ばれるが、キャラクターの可愛らしさから「萌えキャラ」と呼ばれることも少なくない。
さらには「ゆるキャラか萌えキャラか」という論争が小規模であるが起きているようである。
関連イラスト
引用
※1=全国高総文祭:ハニア解説欄