バイクで行くぜの基本型
ある日、作文の宿題が出たので
お母さんに書き方を教えてもらうことにしました。
「お母さん。作文の書き方教えて~」
お母さんは電話中だったので、めんどくさそうに
「あ・と・で♪」と言いました。
A君はお母さんが言った通り、
作文用紙に「あ・と・で♪」と書きました。
次にお父さんに聞いてみました。
「お父さん作文の書き方知ってる~?」
するとお父さんは自慢気に
「あったりまえじゃーん!」と言いました。
A君はお父さんが言った通り、
作文用紙に「あったりまえじゃーん!」と書きました。
次にお兄ちゃんに聞いてみました。
「お兄ちゃん作文の書き方教えて~!」
お兄ちゃんは彼女と電話中だったので、クールに
「おう!バイクで行くぜ!」と言いました。
A君はお兄ちゃんが行った通り、
作文用紙に「おう!バイクで行くぜ!」と書きました。
次の日。
先生がみんなが作文の宿題をしてきたか
確認していました。
そしてA君の番が回ってきました。
先生「ではA君。作文を読んで下さい。」
A君は作文に書いてある通り読みました。
A君「あ・と・で♪」
先生「ちょっと!A君!先生を馬鹿にしているんですか!?」
A君「あったりまえじゃーん!」
先生「あとで職員室に来なさい!」
A君「おう!バイクで行くぜ!」
『A君の作文』とも呼ばれるこのネタ、お兄さんの登場の前に微妙に地域差があり
弟が登場する型の場合
「先生をなんだと思っているのですか!」→「ゴミ箱」
だったり、妹登場の場合
「ここをどこだと思ってるんですか!」→「おしろ」
また「おう!バイクで行くぜ!」の後に姉が登場する場合は
「後で家に伺います」→「クッキー焼いて待ってるわ」
となるパターンがあるようだ。
昔の学研の科学か学習の漫画が元ネタなんだとか。