いつにでも、どこへでも
概要
アメリカ空軍特殊作戦軍(AFSOC)に属する地上戦闘任務兵の一種。
シンボルマークは守護天使及びジョリーグリーンジャイアントの足型。
一般のCSAR(戦闘捜索救難)隊員とは区別され、衛生兵のみがパラジャンパー(パラレスキューマン)と呼ばれる。
衛生兵を超えるとまで言われる高い技能と空挺降下や工兵としての訓練も受けており、更に潜水や登山など、一般の兵の技能を越えた訓練を受ける事でありとあらゆる場所へと救助へと向かえるよう訓練を重ねている。
通常の衛生兵と違い、医師と同じ教育を受け、民間病院の業務で研修を行っており、医師の指導の下に手術を行うこともできる。
どのような環境へ救助に向かうか分からないため、潜水や登山などさまざま状況で訓練を行い、さらに嵐の中など普通の部隊では安全のために訓練を行なわない状況でも訓練を行い、場合によっては死者が出たほど。(現在では嵐を再現したプールで行うなど安全にも配慮している)
最低限の人数で任務に投入される事もあり、ハイレベルな特殊部隊という見方もされている。
宇宙飛行士の帰還の際に回収へ向かうのもPJである。
所属する部隊は様々な機材を保有しており、HC-130JやHH-60G等の航空機だけでなく多くの地上車両を保有している。
東日本大震災では嘉手納基地の第31救難中隊及び第33救難中隊のPJがトモダチ作戦に従事している。
救助対象が居ない限りは仕事が無いために上空で戦闘を眺めているだけと軽蔑視されることもある。
他国のCSAR部隊はエンジェルサンダー等の演習へ参加し、その高い技術を学んでいる。