ヒメほわ
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ひめほわ
「ヒメほわ」とは『SHOWBYROCK!!』のキャラクター「マシマヒメコ」と「ほわん」のカップリングタグである。
『SHOWBYROCK!!』の登場キャラクター、マシマヒメコとほわんのカップリング。
ふたりはバンド「ましゅまいれっしゅ!!」のメンバーであり、アニメ登場後はしばしば婦々として扱われる。(ほわヒメやほわマシとも呼ばれ、公式生放送でのスタッフの発言はほわヒメ。)
一見、ヒメコの方がほわんに対する依存心が強い様に見えるが、実はほわんの方も、負けじ劣らずにヒメコに対する依存心が強く、ヒメコが大ファンであるクリティクリスタのロージアとの対面で舞い上がっていたのが切っ掛けで、ほわんは『胸の奥がちくちくする想い』に駆られてしまっていた程。
もしかすると、ほわんの方にヤンデレの気があったりするかも…しれない?
決定的になったのはやはりSHOWBYROCK!!ましゅまいれっしゅ!!6話のヒロメネスからであろう。
5話で心が揺らいでしまい、暗い過去から疑心暗鬼になり荒んでいたヒメコ。
海岸沿いで二人は想いをぶつけ合い、ほわんの純粋な気持ちと優しさに心が開くシーンは涙なしには見られない。
それ以降、ほわんからのスキンシップも増し、ヒメコが言いくるめられている(ヒメコ側もまんざらでもない)場面もかなり多い。
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「……事件の匂いだ!」 「すんすん……ああ、確かにこれは新しい油の匂いですね……。すごいですルフユさん、きっとこれから並ぶコロッケは特別おいしいやつです。おやつに食べていきましょう」 「えっ! そんな匂いがわかるの!」 「エッ。ルフユさんが言い出したのでは」 「あー……。いやあ、私はなんとなくその、会話が途切れちゃってたから、なんか、とりあえず盛り上げようかなーって……良い匂いは実際してたし……」 「そうでしたか。でも、デルミンだけでは気付けませんでしたから、ルフユさんのお手柄です」 「えへへ、そう〜? ルナティック・シックスセンス……。でも、新しい油ってそんなに違うものなの?」 「ぜんぜん別ものです。ナマズとウーパールーパーくらい違います」 「出たな……! デルミンセンスの絶妙にわかりづらい喩え……!」 「今に陳列されるはずですから、ルフユさんも食べてみればわかるでしょう」 * 「……ハムカツでしたね」 「でも新鮮なフライには変わりないよ! 美味しい!」 「どうですかルフユさん、新しい油で揚げたものはナマズさながらでしょう」 「あ、ナマズが良い方だったんだ……。ん〜、どうだろう、確かに新鮮っぽい感じはするけど、ここのハムカツは初めて食べたし、比べてみないとわかんないや! でも美味しい!」 「そうですか、残念です。でしたら、いつかの機会に、お家のコックさんに頼んでみたら如何でしょうか」 「そうだね、そうしてみる! 結果はデルミンに報告するね!」 「はい、まってます」 「それにしても、外で食べるお惣菜って美味しいよね〜」 「そうですね、同じ食べ物でも、どこで食べるかで不思議と美味しさが変わります」 「デルミンはどこで食べるのが好き?」 「デルミンは家が好きなので、自分の家で食べるのが一番落ち着きます」 「そっか〜。私はお出かけ先で食べるほうが、特別な感じがして好きだなあ」 「合いませんね」 「合わないねえ」 「……ルフユさんはたくさんお喋りするのがお好きですよね」 「うん! デルミンはどっちかっていうと静かなほうが好きだよね」 「本当に合いませんね」 「本当に合わないね! ふふっ、でも、そんな私たちが"友だち"なんて特別な関係になれちゃうんだもん、めぐり合わせってすごいよね!」 「え……? "友だち"は普通の関係なのでは……?」 「え……? ……あー、そっかあ……」 「あ、いえ、すみません……。友だちって、みんなは当たり前に作っていたようでしたから……」 「いいよお気にしないでよお。でもさでもさ、そしたら私たちって、"普通"で"特別"な関係ってことにならない!?」 「……!」 「どう!? 真逆の言葉が合わさってて、なんかすごい感じがする!!」 「ふふ……はい、すごいです。デルミンたちにピッタリだと思います。確かにルフユさんは、デルミンにとって"普通"で"特別"なミューモンです」 「……!」 「……あ、えと、そう顔を赤くされると、で、デルミンまで……」 「え、えへへ……ごめん……。で、でも、なんか照れちゃうね」 「そ、そうですね」 「……コロッケ、揚がるの待ってく?」 「はい……」 *** ※住所はUnder North Zawaです。 こんばんは。 【もっと!!サンリオアニメストアのほわんちゃん in MIDICITY】 「ヒメコちゃんのパーカー……やさしくて、おひさまみたいな香りがしたよ♪」 https://twitter.com/SHOWBYROCK/status/1331071560615018496?s=19 【もっと!!サンリオアニメストアのほわんちゃん in MIDICITY】 「うちもヒメコちゃんの匂いがする袋、欲しいなあ♪」 https://twitter.com/SHOWBYROCK/status/1348828563869298693?s=19 よろしくお願いします。14,955文字pixiv小説作品あさいろカラット
「おやすみ」は、一番優しいお別れの言葉。月の響きが聴こえてきそうな静かな夜には、ときどき、お母様がそう教えてくれたことを思い出す。 眠っている間は、いつだって、誰だって、たったひとりで、思い出すことさえ出来ない暗い時間に連れていかれちゃう。幼かった私は、ある日ふと、そういう一面だけを大きく捉えて、それじゃあって、眠ることと死んじゃうことの違いがわからなくなって、怖い考えを持って、いつのまにか信じ切って、就寝の時間に自分の部屋に連れていかれるっていう、もうすぐ起こるいつもの日常を、とても恐ろしいことへと独りでに変えてしまった。いい子で居なきゃとか、そんなことある訳ないとか、幼いなりに色々心を整えようとしたけれど、幼いばかりの私は、いざそのときが来ると足がすくんで、ついには廊下の真ん中でわっと泣き出しちゃった。しばらくすると、騒ぎを聞きつけたお母様がやってきて、泣きじゃくる私の支離滅裂をちゃんと汲んでくれると、私のことを優しく抱き上げてくれて、お母様たちの寝室に連れていってくれた。 まだ記憶に新しい懐かしいベッドの温もりと、大好きな手のひらが繰り返し繰り返し私の髪を撫でつけてくれるのを感じながら、私は優しい声が降り落ちてくるのを聞いた。お母様は、私の考えを無闇に否定はしてくれなくて、だけど、でもねの後に、だから「おやすみ」を贈るのよって、あたたかく付け加えた。それは、眠っていいよって、今だけ世界とお別れしてもいいよって、あなたを許してあげる優しい言葉なのよって、次にお日さまが昇ったときに、また会うことを約束する灯火の言葉なのよって、だから大丈夫、おやすみなさいルフユ──。私が安心して眠ってしまうまで、そう子守唄のように語り続けてくれた。 電気が消える。隣のキミが布団を被る気配がする。すぐそこに居るように鈴虫が鳴きだした。楽しかった気持ちの残り火が、呼吸を穏やかに心地よくさせる。ぽつりぽつりと、交わされる言葉、笑い声、気持ち。キミの部屋の輪郭が、だんだん暗闇から滲んでくる。いつの間にか、鈴虫が鳴きやんでいた。キミからの「おやすみ」。私は応える。 私が、今日のキミの最後の記憶になって、明日のキミを最初に迎えに行くための、優しいお別れを。 「──おやすみなさい、デルミン」 *** こんばんは。 ましゅましゅ、脳みそを気持ちよくする魔法なんです。10,516文字pixiv小説作品心音が鳴るように
「ほ、ほわん……」 テレビがコマーシャルに入ると、ヒメコちゃんは腰を痛めたばっちゃみたいな窮屈な声を出して、うちを抱いてくれてた腕を強くした。 「ごめん……そろそろ……」 「あ、痺れちゃった? ごめん降りるねっ」 急いでヒメコちゃんの脚から降りたけど、慌てたのが良くなかったのか、ヒメコちゃんはお口をパクパクさせながら声にならない声をあげてて。 「ほわわっ、ごめんねヒメコちゃん……痛かった?」 「い、痛いっていうか、痺れてるっていうか……放置しとけば、だいじょうぶ……」 そう言ってからヒメコちゃん、脚の痺れが強くなったみたいで、くぅ〜っ! っと目をギュッとした。 前に、ちょっとしたきっかけでヒメコちゃんに抱っこされながらテレビを観たことがあって、うち、それがとってもうれしくて、何かの機会にそのことをヒメコちゃんに言ったら、ふふふ、「たまにならいいよ」って言ってくれたの! でもヒメコちゃん、正座もあんまり得意じゃないくらいだから、すぐ痺れちゃうみたいで……。もしかして、うちちょっと重い? あ、でもね、ヒメコちゃん全然嫌な顔しないで、控えたほうがいいかなってうちが思ったときも、あたしのことはいいから、ほわんのしたいようにしな──って! えへへ。それに今日もヒメコちゃん、きっとCMまで我慢してくれたんだろうし、ふふっ。ヒメコちゃん、やっぱり優しい♡ そう思ったら、うち、またヒメコちゃんにくっつきたくなってきて、ジリジリにじり寄って、ヒメコちゃんの腕を抱き締めて、むぎゅうって全身をヒメコちゃんにくっつけた! 「うひあぅ!? あしは触っちゃダメだってばぁ!!」 「ほわわっ、ごめーん!!」 *** こんばんは。 STARS!!が始まりました。ましゅましゅちゃんたちが「私達だけの物語」から飛び出して、外の世界に影響を受け・与え、どんな成長をしていくのかすごく楽しみです。というかもう既にOPの大きなステージで演奏してるほわんちゃんを見、「北国の小さな村で大根掘ってたような子があああああああ」と大泣きの体であったりもします。 その一方で、Under North Zawaから離れた訳ですから、あのあったかいヒメコちゃんのお家からましゅましゅちゃんたちが離れていってしまうのは、少し寂しくもあります。上京を見送る親の気持ちでしょうか。2,816文字pixiv小説作品どんな夢でも
ヒメコちゃんの寝言を聞いた。 「ほわん……まっ、て……まってよ……」 なんで目が覚めちゃったんだろう……ってぼーっとしかけてたうちは、その声を聞いてびっくりして振り向いた。ヒメコちゃんは胸に何かを詰まらせたみたいに苦しそうに眉を寄せて、うちに向かって、待って、待ってって、何回も呼び止めてた。 うちはすぐに布団から出て、「ヒメコちゃん」って静かに声を掛ける。 「ぅ……ほわん……行か、ないで……」 「ヒメコちゃん、どうしたの、うちはどこにも行かないよ」 それでも、ヒメコちゃんは顔をしかめたままだったから。ヒメコちゃんの布団の中をまさぐって、手をぎゅって握ってあげた。 「ほら、うちはここだよ。ずぅっとヒメコちゃんの近くに居るからね」 ヒメコちゃんは眠ったまま、うちの手をぎゅうぅって握って、いつまでも楽にならなかった。うちはヒメコちゃんの冷えた手をさすってあげて、名前を呼んであげて、そしたらヒメコちゃんは、一番悩ましげな顔をして──。 「ほわん……しっぽ……照り焼きソース……付いてるってばぁ……まって……」 「ほわ!!?」 うちは慌てて尻尾を見た! ──でも、尻尾はいつもみたいにふかふかしてて、もちろん照り焼きソースなんてどこにも付いてなかった。……もしかしてヒメコちゃん、それでずっとうちに「待って」って言ってたのかな。悪い夢じゃなかったならそれは良かったって思うけど……なんか、なんか……モヤモヤする……。 「ぁ……ほわん……?」 ヒメコちゃんの声がした。振り返ると、ヒメコちゃんは目をぽけっとさせて、不思議そうにうちのことを見てた。 「ヒメコちゃん、すごくうなされてたけど、大丈夫?」 そう訊いたら、ヒメコちゃんは急に寒風に吹かれたみたいにハッと身体を緊張させて、怯えた顔になって、ぽけっとしてた目を、はっきり震えさせた。 「ゆめ、みた……。ほ、ほわんが、どこかに行っちゃう夢……」 ヒメコちゃんはなんだか、一番大事な部分を忘れちゃってるみたいだった。だけど、ヒメコちゃんが怖がっちゃってるのは本当のことで、きっと、照り焼きがどうのっていうのじゃ、ヒメコちゃんを安心させてあげられないって思った。だから、うちはヒメコちゃんに強く手を引っ張られるまま、同じ布団の中に潜り込んで、優しく抱いてあげて、髪をそっと撫でてあげた。 「ずっと一緒だよ、ヒメコちゃん」 「うん」 ヒメコちゃんは小さく小さく震えたまま、うちのことを抱き枕みたいに抱き締めて、腰に回った手は、うちの尻尾をぎゅっぎゅって何回も握ってた。 今日は、うんと美味しいご飯を作ってあげようかな。うちもそんなことを思いながら、そのままふたりで、朝までくっついて眠った。 *** こんばんは。 つまりは、ほわんちゃんとマシマヒメコちゃんなんだなぁ、という想いで、毎日を過ごしています。3,361文字pixiv小説作品キミと雨
ヒメコちゃんには、悪い癖がある。 「ヒメコちゃ〜ん、今日のお味噌汁は赤だしでいい?」 いつもじゃないんだけど、時々顔を覗かせる悪い癖。 「ヒメコちゃん、うち行ってくるからね、今日はルフユちゃんとデルミンちゃんが来るから、お掃除お願いね?」 パソコンで動画を観てたり、爪の手入れを頑張ってたり、まったりしてたり──そんな、ちょっとの集中をしてたり、意識が離れちゃったりしてるとき。 「ヒメコちゃん上がったよ〜、お風呂どうぞ〜♪」 そんなときのヒメコちゃんは、ゆらんと──尻尾だけでお返事をするの。 「ふふ、ヒメコちゃんまた尻尾だけでお返事してたよ」 「え、うそ。あれ、あたし今声出してなかった?」 「だんまりさんだった!」 「うわぁ、そっか、ごめん。あー、おフロだよね? ありがと、じゃあ入っちゃうね」 「うん、いってらっしゃい♪」 いつもは声でも一緒にお返事してくれるけど、たまーに、今みたいに尻尾しか動かないときがあって、でもうちは、ヒメコちゃんがゆらんて尻尾を振るのがかわいいなって思うから、実は普通にお返事をしてもらうよりも、ちょっと嬉しかったりして。ヒメコちゃんの尻尾ってかわいいんだ。ヒメコちゃんがご機嫌だとピンて伸びるし、リラックスしてるとゆらゆらするし、イライラしてるとバタンバタンって振れて、ああ今機嫌悪いんだなーってわかるし。 尻尾でお返事なんてお行儀悪いし、全部それじゃ困っちゃうときもあるけど、うちはかわいいヒメコちゃんの尻尾が好きだから、もっと尻尾のお返事してくれてもいいのになーって思っちゃう。 ……もしかして、こんなことを考えちゃううちのほうが、本当は悪い子? *** こんばんは。 ましゅまいれっしゅ!!を見てると、脳が救われる音が頭から聴こえてきます。 実は無印を履修してないので、SB69のことをもっと知りたいななんて思っている今日この頃です。11,995文字pixiv小説作品ラブソング、口にすれば
人類はもっと軽率にましゅましゅを推していくべき。 ましゅましゅ百合3本セット。オムニバスなやつです。 シングル発売にもフェスにも間に合ってませんね。すみません。 改めて、拙作を読んでいただきありがとうございます。楽しんでいただけると幸いです。6,121文字pixiv小説作品