SHOWBYROCK!!ましゅまいれっしゅ!!
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しょうばいろっくましゅまいれっしゅ
SHOWBYROCK!!新シリーズ、2020年1月9日放送開始。
3年ぶりの新作となるSHOWBYROCK!!のアニメシリーズ3期。
2020年1月より1クール12話にわたって、TOKYO MX、BSフジ、サンテレビ、フジテレビの北のお友達1局、AT-Xにて放送された(ほわんの故郷の設定は北のお友達(製作参加)に関係してたりして)。
mashumairesh!!のほわんを主人公し、今作で初登場する新バンドを中心にストーリーが展開。旧来のシリーズのキャラクター達は一部がゲストとして登場する。
制作体制も大幅に変更。アニメ制作をキネマシトラス、CG制作をポリゴン・ピクチュアズが手掛ける。ライブシーンも刷新され、キャラの作画・質感にも変化が見受けられる(立体的だった旧シリーズに比べ、アニメ調になった)。
最終話の最後には、SHOWBYROCK!!シリーズ歴代のバンドたちの映像とともにアニメシリーズ4期ともなるSHOWBYROCK!!STARS!!の制作が発表された。また、公式ツイッターなどでプラズマジカからmashumairesh!!まで、SHOWBYROCK!!のオールスターが勢揃いすることも発表された。
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「わはぁ! すっごいみかんの山!!」 「商店街の方々にいただきました。ヒメコさんたちにも相当お裾分けしたのですが、まだまだもりもりの大盛りです」 「うわ〜、そっかあ、どうしよ! 今日お土産にみかん持って来ちゃった!」 「おや、デルミンはみかん好きなので構いませんよ。せっかくのお泊まりです、一緒にパーリナイしましょう」 「おー! なんかみかんスイーツでも作る?」 「そうですね、これだけあれば思いつくもの全部作れそうです」 「ふふふ。他の材料はどうしよっか?」 「足りないものはあとで買いに行きましょう。では早速、手始めにビーム焼きみかんから」 「わはぁ!!!」 *** こんばんは。 毎日毎日、Mashumairesh!!に飢えております。こうなってはもうダメです。4,448文字pixiv小説作品キミ色
「……事件の匂いだ!」 「すんすん……ああ、確かにこれは新しい油の匂いですね……。すごいですルフユさん、きっとこれから並ぶコロッケは特別おいしいやつです。おやつに食べていきましょう」 「えっ! そんな匂いがわかるの!」 「エッ。ルフユさんが言い出したのでは」 「あー……。いやあ、私はなんとなくその、会話が途切れちゃってたから、なんか、とりあえず盛り上げようかなーって……良い匂いは実際してたし……」 「そうでしたか。でも、デルミンだけでは気付けませんでしたから、ルフユさんのお手柄です」 「えへへ、そう〜? ルナティック・シックスセンス……。でも、新しい油ってそんなに違うものなの?」 「ぜんぜん別ものです。ナマズとウーパールーパーくらい違います」 「出たな……! デルミンセンスの絶妙にわかりづらい喩え……!」 「今に陳列されるはずですから、ルフユさんも食べてみればわかるでしょう」 * 「……ハムカツでしたね」 「でも新鮮なフライには変わりないよ! 美味しい!」 「どうですかルフユさん、新しい油で揚げたものはナマズさながらでしょう」 「あ、ナマズが良い方だったんだ……。ん〜、どうだろう、確かに新鮮っぽい感じはするけど、ここのハムカツは初めて食べたし、比べてみないとわかんないや! でも美味しい!」 「そうですか、残念です。でしたら、いつかの機会に、お家のコックさんに頼んでみたら如何でしょうか」 「そうだね、そうしてみる! 結果はデルミンに報告するね!」 「はい、まってます」 「それにしても、外で食べるお惣菜って美味しいよね〜」 「そうですね、同じ食べ物でも、どこで食べるかで不思議と美味しさが変わります」 「デルミンはどこで食べるのが好き?」 「デルミンは家が好きなので、自分の家で食べるのが一番落ち着きます」 「そっか〜。私はお出かけ先で食べるほうが、特別な感じがして好きだなあ」 「合いませんね」 「合わないねえ」 「……ルフユさんはたくさんお喋りするのがお好きですよね」 「うん! デルミンはどっちかっていうと静かなほうが好きだよね」 「本当に合いませんね」 「本当に合わないね! ふふっ、でも、そんな私たちが"友だち"なんて特別な関係になれちゃうんだもん、めぐり合わせってすごいよね!」 「え……? "友だち"は普通の関係なのでは……?」 「え……? ……あー、そっかあ……」 「あ、いえ、すみません……。友だちって、みんなは当たり前に作っていたようでしたから……」 「いいよお気にしないでよお。でもさでもさ、そしたら私たちって、"普通"で"特別"な関係ってことにならない!?」 「……!」 「どう!? 真逆の言葉が合わさってて、なんかすごい感じがする!!」 「ふふ……はい、すごいです。デルミンたちにピッタリだと思います。確かにルフユさんは、デルミンにとって"普通"で"特別"なミューモンです」 「……!」 「……あ、えと、そう顔を赤くされると、で、デルミンまで……」 「え、えへへ……ごめん……。で、でも、なんか照れちゃうね」 「そ、そうですね」 「……コロッケ、揚がるの待ってく?」 「はい……」 *** ※住所はUnder North Zawaです。 こんばんは。 【もっと!!サンリオアニメストアのほわんちゃん in MIDICITY】 「ヒメコちゃんのパーカー……やさしくて、おひさまみたいな香りがしたよ♪」 https://twitter.com/SHOWBYROCK/status/1331071560615018496?s=19 【もっと!!サンリオアニメストアのほわんちゃん in MIDICITY】 「うちもヒメコちゃんの匂いがする袋、欲しいなあ♪」 https://twitter.com/SHOWBYROCK/status/1348828563869298693?s=19 よろしくお願いします。14,955文字pixiv小説作品- 4者4様のプラットホーム
雪のプラットホームより、腕木信号は揺れる
なんかフル聴く前にプラットホームもう少し掘り下げたいなと思ったので続きました。今度はほわんから。 音源解禁されたのでこれで安心して聴きに行けます。1,540文字pixiv小説作品 - 4者4様のプラットホーム
街のプラットホームの端から、いつか旅立つ貴女へ
SHOWBYROCK!!ましゅまいれっしゅ!!、遅れての参戦になりましたが12話で最高になってしまったのでなんか書きたくなって書きました。 最後の最後にやってきた新曲、プラットホームが本当にココロに響いたのでそちら基に、10話の作曲について妄想を膨らませてみました。2番はまだ公開されてないので、その方向性について自分の考えを入れてましたが果たして当たってるでしょうか……。 何はともあれ、よろしくお願いしまあああああああす!!!!(ドコ指の曲も好きです)1,372文字pixiv小説作品 あさいろカラット
「おやすみ」は、一番優しいお別れの言葉。月の響きが聴こえてきそうな静かな夜には、ときどき、お母様がそう教えてくれたことを思い出す。 眠っている間は、いつだって、誰だって、たったひとりで、思い出すことさえ出来ない暗い時間に連れていかれちゃう。幼かった私は、ある日ふと、そういう一面だけを大きく捉えて、それじゃあって、眠ることと死んじゃうことの違いがわからなくなって、怖い考えを持って、いつのまにか信じ切って、就寝の時間に自分の部屋に連れていかれるっていう、もうすぐ起こるいつもの日常を、とても恐ろしいことへと独りでに変えてしまった。いい子で居なきゃとか、そんなことある訳ないとか、幼いなりに色々心を整えようとしたけれど、幼いばかりの私は、いざそのときが来ると足がすくんで、ついには廊下の真ん中でわっと泣き出しちゃった。しばらくすると、騒ぎを聞きつけたお母様がやってきて、泣きじゃくる私の支離滅裂をちゃんと汲んでくれると、私のことを優しく抱き上げてくれて、お母様たちの寝室に連れていってくれた。 まだ記憶に新しい懐かしいベッドの温もりと、大好きな手のひらが繰り返し繰り返し私の髪を撫でつけてくれるのを感じながら、私は優しい声が降り落ちてくるのを聞いた。お母様は、私の考えを無闇に否定はしてくれなくて、だけど、でもねの後に、だから「おやすみ」を贈るのよって、あたたかく付け加えた。それは、眠っていいよって、今だけ世界とお別れしてもいいよって、あなたを許してあげる優しい言葉なのよって、次にお日さまが昇ったときに、また会うことを約束する灯火の言葉なのよって、だから大丈夫、おやすみなさいルフユ──。私が安心して眠ってしまうまで、そう子守唄のように語り続けてくれた。 電気が消える。隣のキミが布団を被る気配がする。すぐそこに居るように鈴虫が鳴きだした。楽しかった気持ちの残り火が、呼吸を穏やかに心地よくさせる。ぽつりぽつりと、交わされる言葉、笑い声、気持ち。キミの部屋の輪郭が、だんだん暗闇から滲んでくる。いつの間にか、鈴虫が鳴きやんでいた。キミからの「おやすみ」。私は応える。 私が、今日のキミの最後の記憶になって、明日のキミを最初に迎えに行くための、優しいお別れを。 「──おやすみなさい、デルミン」 *** こんばんは。 ましゅましゅ、脳みそを気持ちよくする魔法なんです。10,516文字pixiv小説作品Great Job!!
優等生ルフユがテレビ出演致します。それを見てデルミンがいろいろ考えだします。なんでもありな方向け。途中日本語と英語が混ざっているのでご了承ください。横読み縦読み面倒くさい人は本当に申し訳ありませんでした(土下座)。そんなときでもルナティック。 This story is a fiction. You'd better avoid using the word "lunatic" in front of a person(I'm not sure, actually). Mashumairesh!! is such a great animation as you all know!10,152文字pixiv小説作品REIJINGSIGNAL NIGHT Special edition - Three Controversial Topics in Under North Zawa
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「鮭! シャケ!」 「デルミンは鮭派です」 「私は……そういえばあんまり意識したことないや〜。鮭とシャケってなにか違うのかな?」 「単に方言なのではないでしょうか」 「そっかあ。どっちも同じものを呼んでるはずなのにちょっと違う、不思議だねぇ。どっちかにしちゃえばいいのに。でもでも、これとは逆にさ、おんなじ言葉なのにちょっと違う意味、みたいなのもあるよね」 「箸と橋、のような同音異義語のことでしょうか」 「ん〜……例えばほら、家族に感じる好きと、友だちに思う好きって、おんなじ『すき』だけど、ちょっと違うじゃん? そんな感じのやつ。鮭とシャケはどっちだって困らないけど、こっちは少し不便!」 「そうですね、そういう言葉があれば、デルミンも『友だち』の理解に苦労しなかったかもしれません。ルフユさん、なにか良い案はありますか」 「え"っ。う〜ん…………『しゅき』?」 「なるほど、さっそく実践してみましょう」 「デルミンしゅき!」 「しゅきですルフユさん」 「……」 「……」 「えへぇ」 「しゅびぃ」 *** ※住所はUnder North Zawaです。 こんばんは。 生クリーム、あんなにかわいい見た目をしておきながら、舐めるとあんなに甘くてあんなに美味しいなんて、機能美が過ぎますよね、機能美。生クリームが世界一こわい。2,343文字pixiv小説作品泡沫
"やっぱり"って、いつも思っちゃううちがいた。 やっぱりやさしい。やっぱりかっこいい。──まだ、ときどき夢みたいに思い出す──あの日の出会いが、うちの真ん中の真ん中のところで、ずぅーっとキラキラしてるから。 優しく笑うヒメコちゃん。かわいく拗ねるヒメコちゃん。びっくり慌てるヒメコちゃん。しっぽがバタバタ不機嫌なヒメコちゃん。耳を寝かせてしょんぼりしたヒメコちゃん。そっぽを向いて真っ赤に照れるヒメコちゃん。嬉しそうにしっぽを立てるヒメコちゃん。涙目をうちから隠すヒメコちゃん。キラキラした歌声を、お空いっぱいに響かせるヒメコちゃん。 日々を重ねて、色んなヒメコちゃんのことを知っていく。うちの中で象られた"ヒメコちゃん"っていうミューモンが、一日一日を織り紡いで、だんだん色濃く更新されてく。そうしてそのたび、まるで真ん中と答え合わせをするみたいに、"やっぱり"って噛み締めて、胸の内で抱きしめて、ヒメコちゃんのことがもっと大好きになる。いつもうちのことを気遣ってくれて、やさしくしてくれて、うちじゃ思いつかないような素敵な言葉やメロディをいくつも知っていて、すぐに照れちゃうところもあるけど、照れてても大事な言葉はちゃんと口にしてくれる。うちが初めて出会う一面だって、やっぱりうちが知ってるヒメコちゃんで、そんなヒメコちゃんだからまた、あの日のことは本当の現実の出来事だったんだっていうことを、何度も何度も、ぎゅうっとうちに信じさせる。 うちと一緒に歌ってくれる。うちの作ったごはんで喜んでくれる。ずっと隣に居てくれる。うちのことが大事って顔をしてくれる。夢みたいな毎日が、明日のもっと向こうのずっと先まで、道を続けてる。起きて、始まって、ヒメコちゃんが居て、うれしくて、幸せで、一日の最後には、「おやすみ」って、おんなじ部屋で眠ってくれる。目を瞑る瞬間だって、大好きなヒメコちゃんがカーテンを隔てたすぐ向こうに眠ってるって思うだけで、安心して自然と眠くなる。 だけど。ときどき、大好きなヒメコちゃんがほんのすぐ近くで眠ってるから、胸がドキドキして目が冴えちゃうこともあって。 ──今日は、そんな夜だった。 寝返りをする。じっと耳を澄ますと、すぅ、すぅって、ヒメコちゃんの透き通った寝息がうすく聴こえてくる。うちのほうを向いてるのかもしれない。掛け布団を静かにどかして、ゆっくり起き上がってみた。まだ聴こえる。そこにヒメコちゃんが居る。夜を乱さないようにそぉっと動いて、そぉっと床に手を付けて、そぉっと膝を進めていく。それから、カーテンの前でひと息して、胸の中で名前を呼んで、静かに、静かに、開いてみた。 ヒメコちゃんが居た。 綺麗な寝顔だった。手元の形も陰で埋まっちゃうくらいの真っ暗闇の中でも、ヒメコちゃんのことは、綺麗に並ぶまつげの先までよく見えた。ヒメコちゃんのあったかい温度が、寝顔からやさしく伝わってくる。いつもつやつやしていい匂いのする巻き髪を、ひとつに纏めて抱いていて、スラっとした指のやわく握りかけられた両手が、お顔の前で寝かされてる。もっと顔を近づけたら、ヒメコちゃんのやさしい匂いがした。やっぱり、かっこいい。桜色の雪景色だったお花見。そこで受け止めた一枚の花びらは、淡くて、ふわふわして、儚くて、静かに息づいてるみたいだった。ヒメコちゃんの寝顔は、そのひとひらに似てる気がした。ずぅっと、このまま、いつまでも、こうして見ていたいって思った。 お花が芽吹くときよりもずっと静かに、「ヒメコちゃん」って、小さな声で囁いてみる。きゅうって、胸が苦しくなった。その名前を知ってることが、声に出して呼べることが、うれしかったから。うちのしっぽがわさわさ鳴ってることに気づいた。──静かにしなきゃ! 慌てたうちは意味もないのに両手で口を抑えながら、ぎゅっと目を瞑ってぷるぷると一生懸命我慢した。おそるおそる目を開けると、ヒメコちゃんはなにも知らずにスヤスヤ寝ていた。ほっと胸に手を当てる。そしてまた、ヒメコちゃんの寝顔をじっと見つめる。夜がずっと続いてもいいって思った。そんな気持ちになるくらい、うちはドキドキしていた。でも、そうしていたら、うち、なんだか、すごく切なくなって、しっぽは我慢したのに、起こしちゃったらいけないって思ってるのに、ヒメコちゃんに触れたくなって、繋がりたくなって、ほんの少し、ほんの少しだけって思いながら、口を噤んで、息まで止めて、微かにくるまったてのひらに、指の先をそぉっと乗せた。ヒメコちゃんは眠ってる。息を取り戻す。やさしい匂いがする。ヒメコちゃんは、あたたかかった。 まだ、ドキドキは続いていたけど、うちはそれで胸がいっぱいになって、粉雪が水面に触れるくらいの優しさで、小さな「おやすみ」をヒメコちゃんに囁いたら、そぉっと戻ってお布団を被った。 そしたら、 「……ん、ぅ……」 ヒメコちゃんの声。 ──起こしちゃった……! 「……ほ…ゎん……どぉか、したの……」 ヒメコちゃんの声は、ほとんど寝言みたいに全然呂律が回ってなくて、ものすごく眠たそうで、まるで、川に揉まれた葉っぱが、流れの気まぐれで時々短く顔を出すみたいに、ヒメコちゃんの意識も、大きな眠気の中に居るみたいだった。 「ご、ごめんね、なんでもないの。ただ、ヒメコちゃん居るかなって思って……本当にそれだけなの、ごめんねヒメコちゃん……」 ヒメコちゃんはなにも言わなかった。うちは申し訳なくって、ただ耳を寝かせていた。しばらくしたら、ヒメコちゃんの寝ぼけたみたいなうめき声がして、ふやけきったような舌の感じで声が聞こえてきた。 「そ……、なんぁ、ぁったら、ぃい、なょ……」 「うん、ありがとうヒメコちゃん。おやすみなさい」 「ん……ぉゃ…み……」 そう言って、ヒメコちゃんはまたすぐに眠っちゃったみたいだった。 静かになる。うちは胸を抑えて、きゅうって丸くなる。「ヒメコちゃん」って、胸の中で名前を抱きしめた。すぐにお返事も出来ないくらい眠いのに、静かな夜にも掻き消されちゃうくらいのおやすみしか言えないのに、うちが起こしちゃったのに、ヒメコちゃんは、それでもうちに声を掛けてくれた、気にかけてくれた。 これくらいのことなら、ヒメコちゃんは毎日うちにしてくれるけど、でも、今日は元々ドキドキしてたから、いつもより苦しくて、いつもよりうれしくて、いつもより切なくて、いつもより大好きだった。 ──やっぱり、やさしい。 うちはもう、自分がどこに居るのかわからなくなりそうなくらい高鳴って、お布団をきつく抱き締めても止まらなくて、どうしようって、そう思ったけど、でも、耳を澄ますと、大好きなヒメコちゃんがすぐそばで寝ていて、だから、だんだん安心して、あったかくなって、そうして、うちは、そのうち、ねむっちゃった。 *** こんばんは。 いつなんどきも、ほわヒメ・ヒメほわを求めています。よろしくお願いします。 https://twitter.com/magemomonja?t=UUzG-Y-u5rjYQdOzESzNqg&s=09 https://marshmallow-qa.com/magemomonja7,719文字pixiv小説作品順光フォトジェニック
残月を、よく見上げるようになりました。夜明けの清々しい青空にぽっかり浮かぶ、白い月。夜の帳が降りるさなかであれば、お日さまに託された光を誰よりも絢爛に着飾って、優しく大地を見守ってくれるお月さまは、光のドレスをうす青いヴェールに織り直し、再び空へと明け渡しはじめる薄明の頃から、お日さまへ引き継ぎを済ますまでのわずかな間だけ、肩の力を抜いたような白い素肌で佇みます。 きっと、どちらもお月さまの本当の姿なのでしょう。そして、お月さまがお月さまであるのなら、どんな姿、どんな表情であっても愛おしいと、デルミンは思うのです。 *** こんばんは。 いやあ、いいよね。2,121文字pixiv小説作品