概要
普段は美堂ゆいという名前で、無限学園内では優秀な生徒であると同時にサイエンスクラスの指導者を担当している。
必殺技は自身が作ったナノマシンを敵に打ち込むモザイクバスター。
命名の由来は、鉱物の「ヴィリュイ石」から。
原作・Crystal
ナノロボットの制御装置をパソコンルームのパソコンに組み込み、生徒たちの聖体をナノロボットで抜き取った。無限学園に潜入捜査した水野亜美にタウ星系の模型を見せ、変身したセーラーマーキュリーを追い詰めるも、セーラーウラヌスに倒された。
カオリナイトの呪術で復活すると、マーキュリーを学園のスーパーコンピューターと融合させようとした。
旧テレビアニメ
ウィッチーズ5の第4の刺客として登場。
天才的な頭脳を持っているが、優秀であるが故の傲慢な性格をしている。
模擬試験で大勢の生徒達が集まる事を利用して、自身が作ったコンピュータでピュアな心を大量に集めようとした。
マーキュリーこと水野亜美とは全国一斉模擬試験で共に首席を取った故に彼女の事を高く評価しており、亜美達が母校主催の模試を受ける為(亜美以外は模試に便乗して学園に潜入、内部調査が目的)に訪れた際、自身が所属しているサイエンスクラブの作品である箱庭宇宙を見せ、「指導者や科学に他人を思いやる心など必要ない」と自説をぶつが、「教師は出来る子だけを見るのではなく、できない子の気持ちに寄り添える人でなければ務まらないし、同様に科学にも人を思いやれる心が必要」だとする亜美の意見と対立。そして、亜美が調査の為に侵入した地下室で互いの正体を知り、知性を司る青の戦士同士の対決を演じた。
対決自体はマーキュリーを圧倒するものの、加勢したスーパーセーラームーンの必殺技で左腕の制御装置を破壊された結果、コントロールを失い暴走した自身のナノマシンによって分解されて消滅した。マーキュリーは『科学に心は必要ない。そう言ったのはあなたよ』と手厳しい皮肉を言いつつ、消滅した後には『機械的に科学を信じた可哀想な人』とその最期を哀れんでいた。