概要
普段は有村ゆう子という名前で、無限学園の哲学クラスと礼儀作法部を担当している。
原作では炎を操る武闘家で必殺技はファイヤーバスターだが、アニメでは同名の火炎放射器(実用新案出願中)となっている。
また、SFC用RPG「美少女戦士セーラームーン・アナザーストーリー」では物語終盤中ボスとして登場し、高威力の全体攻撃「ユージアルバスター」を連発してくる。
命名の由来は、鉱物の「ユージアル石」から。
原作
セーラーマーズの攻撃を受けてメデューサに酷似した姿に変身した後、通常形態セーラームーンによって倒され、他の仲間から「ウィッチーズ5を語る資格無し」と酷評されている。
アニメ
ウィッチーズ5の先陣を切って登場。
メンバーの中では最年長で(他メンバーに「オバン」と陰口を叩かれる)、仕事を仕切っているのも彼女。上昇志向が強く、唯一教授に対して特別な感情を抱いている様子は見られない。
仕事に忠実で、相手が教授であろうと一切容赦は無い。要するに中間管理職。
カオリナイトの死後後釜として教授の正式な秘書となる。
これによりダイモーンの製造は教授が一任し、彼女はターゲットの捜索及び唯一の直接的な捕獲専門に立ち回る。
これが災いしてか、今までの製造工程にあった緊迫感が回を重ねる毎にどんどん薄れ、教授の愉快な奇行が目立つようになる他、作られるダイモーンもより強烈なインパクトが見受けられるようになった(そもそも教授制作のダイモーンは概ね不評)。
また彼女自身もかなりの個性の塊で、敵幹部の中で最もテンションが高く、電話越しで交わされる教授との会話は既に漫才の域に達し、ダイモーンを積んだ彼女の運転するワゴン車が毎度毎度奇怪な場所から飛び出すのが恒例となっている(因みに初回は地下鉄に通じる階段から)。
極め付けは後述するウラヌスとネプチューンを追い詰めるために使用した装置がサッカーボードであったり、パイプオルガンを弾いているように見せかけて実はカセットテープを流していただけであったりと、どれだけ緊迫した状況でも笑いに事欠かない(原作では一瞬で退場させられた為、余計にその印象が強い)
タリスマンの持ち主が天王はるかと海王みちるであることを突き止めて奪うが、冥王せつなによって2人のタリスマンを奪い返され、更にその直後に3つのタリスマンに反応して現れた聖杯を奪おうとするも先にセーラームーンが聖杯を手にしたため失敗し、車で逃亡するも、最期はミメットの策略によりブレーキを壊されていた車ごと崖から転落した。