ファントム集団(オーズ×プリキュアシリーズ)
ふぁんとむしゅうだん
Syogo氏著作の版権小説作品『オーズ×プリキュアシリーズ』の登場キャラクター、福山孝宏/仮面ライダーレントが率いる7人のファントムの集まり。
孝宏と共にライダーワールドを変えようとプリキュアワールドのプリキュア達と仮面ライダーを殲滅しようとする。しかし、第三十七話で姿を現した黒魔道団の首領ガルバーはファントム集団の魔力までも我が物にすべく暗躍し、ファントムが倒される毎に魔力の塊である魔法石を密かに回収している(第二十五話ではタラスクスの青色の魔法石、第二十七話ではトロルの緑色の魔法石、第二十八話ではワイバーンの黒色の魔法石とシーサーペントの水色の魔法石)事が明らかになる。
これまで集めたファントム集団の4体のファントムだけでなく、ドレイクの黄金の魔法石とグレンデルの灰色の魔宝石も喰らってガルバーをパワーアップさせる。メンバー全員が孝宏の過去を把握している。
※各話へのリンクも掲載していますが、現在はマイピク限定公開となっております。
ファーブニル
身長 | 210cm |
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体重 | 120kg |
特性 | 身体の硬質化・緑色の炎・飛行・再生能力 |
初登場は第二十二話。赤い竜人型のファントムで一人称は「私」。名前の由来は北欧神話の竜・ファーブニルから。
ファントム集団の中では最強でリーダー格であり、個人主義者であるファントムには珍しく、メデューサ以上の忠誠心があり孝宏を「マスター」と呼び、他のファントム達を纏めている。
孝宏曰く「もう少し自分に逆らって良い程の真面目で律儀な奴だが、時々注意してくれる。」
晴人曰く「あれだけの忠誠心を持って人を襲う気が無いファントムなんて、珍しいにも程があるからな。」と評価している。
二頭の槍「スプレンドル」を使った槍術の他に、身体の硬質化、緑色の炎と拳法を主にした格闘術を使い、多少の傷なら再生出来る。
人間の姿は黒髪のチャイナ服を着た男性「紅 飛竜」。人間態でも身体能力が高い。
使用する技は、
- ティアマト:グールの魔石に魔力を込めて下級ファントム「ドラゴニュート」を召喚する。
- アンキロ:自身の肉体全体を硬質化させて相手の攻撃を受け止める。使用時には動きが制限される。
- プテロス:硬質化させた手刀で相手を切り裂く。
- ラプター:硬質化させた脚部で素早く蹴って相手を切り裂く。斬撃を飛ばす事も可能。
- デイノニクス:炎を纏った脚部でデイノニクスの姿をした炎を多数放つ。
- アンフィスバエナ:炎を纏ったスプレンドルを回転させて攻撃する。
- ブラキオス:硬質化させた上腕部で繰り出すパンチ。炎を纏う事もある。
- テリジノス:硬質化させた爪を相手に突き刺す。
- ディプロドクス:硬質化させた尾をムチの様に振るって攻撃する。
- アジ・ダハーカ:炎を一ヶ所に集めて三頭の龍の形にして発射する。
- ラードーン:大量の火の玉を発生させて、一斉に襲い掛からせる。
- テュポーン:スプレンドルを地面に突き刺し、地面から炎の龍を九頭出現させて攻撃するファーブニル最強の技。
ファントムとして誕生した自分は、生きる意味を持っていなかった。何故生まれたのか、何故ここにいるのか、考えなかった。孝宏と出会ってから生きる意味を持つようになり、常に孝宏の意思を尊重することが多くなった。
第二十八話でグレンデル・ギーブルと共にロード・ロストと交戦するが、圧倒的な強さで敗北してしまい、大ダメージを受ける。そして、データを収集される。
第三十七話で孝宏が絶望し、あとを追おうとするが、晴人と攻介の叱咤激励を受けた孝宏が立ち上がって共にガルバーと戦う。
映司の死後、なおから非難される孝宏を庇おうとするが「気をつかうな」と言われる。
映司が生き返った後、孝宏と共にみらい達に「害悪」と言った事を謝罪する。
第四十話で映司達への償いをする為に孝宏が一人でケジメをつけようとするが、生きる意味を持たせてくれた孝宏に感謝し、「力を貸してくれ」と言われ共にガルバーに挑むが敗北してしまう。
世界の地獄化が収まった直後は身体のあちこちに包帯を巻いて孝宏の肩を貸す状態で妖精達と共に現れ、ガルバーとの戦いが終わったと悟っていた。
最終話で孝宏からもう傍にいる必要はないと伝えるが、自らの意思で孝宏の傍で生きる事を決意する。
グレンデル
身長 | 250cm |
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体重 | 200kg |
特性 | 怪力・両腕のパイルバンカー・機動力・ジャンプ力・10トンの重量もある斧二本 |
初登場は第二十二話。灰色の巨人型のファントムで、ファントム集団のNo.2の実力を持つ。一人称は「俺」。名前の由来は北欧神話の怪物・グレンデルから。
孝宏の事を「ボス」と呼んでいる。
好戦的な性格で強い相手と戦う事を楽しみとしており、ファーブニルとは対照的だか戦闘になるとかなり息のあったコンビネーションをとる。
またファントムには珍しく人間と同様の味覚を持ち、食事も楽しんでいる。
10トンもある斧を二本装備し、片手に軽々と使う程の怪力と巨体に似合わない機動力とジャンプ力を持ち、上腕部にあるパイルバンカーは敵のバリアを貫通させて大ダメージを与えられる。ただし一発使ってからしばらくは撃てない。
人間体での姿は筋肉質の長身の男性「剛角 力」。
第三十七話で姿を現したガルバーが「超上級魔導力、含牙戴角」を孝宏に向けるが、自ら仁王立ちとなって孝宏を庇い爆散される。
ギーブル
身長 | 180cm |
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体重 | 90kg |
特性 | 花型のビットによる攻撃・空間移動 |
初登場は第二十二話。ピンクの竜人型ファントムで、ファントム集団のNo.3。一人称は「アタシ」。名前の由来はイタリアの竜・ギーブルから。
ハイテンションな性格で、基本的に自己中心的で、孝宏曰く「ファントムの中では一番ファントム
らしい」。ファーブニルからは一番注意を受けている。
孝宏の事を「孝宏ちゃん」と呼び、他のファントムやライダーにもちゃん付けで呼ぶ。(ファーブニルなら「ファーブちゃん」、ミラクルは「ミラクルちゃん」、モフルンは「モフちゃん」、映司は「オーズちゃん」と呼ぶ。)
特に可愛い物が大好きな一面があって、三十二話で子供になったみらい達とキュアモフルンに変身したモフルンを「超可愛い」と絶賛している。モフルンを欲しがっているところがある。
六つの花型のビットを使った攻撃と空間移動を使ったトリッキーな戦闘を行う。
人間体の姿は長い金髪の十八歳程の女性「桃山 夏美」。
第三十六話でウィザードとレントの一騎打ちの間はビーストと決着をつける為、戦い敗れる。敗れる際、ビーストの事を攻介ちゃんと呼び「アタシがファントムじゃ無かったら・・・付き合ってくれた?」と言い、攻介から「ファントムじゃ無きゃ喜んで付き合った位だ。」と言われ満足した笑みを浮かべ、爆散される。
シーサーペント
身長 | 205cm |
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体重 | 100kg |
特性 | 伸縮自在の両腕・掌からの光弾・水中戦 |
初登場は第二十三話。水色の頭と胴体が一体化した身体と長い腕をしたファントムで一人称は「僕」。名前の由来は海のUMA・シーサーペントから。
気楽な性格でギーブルの次にファーブニルから注意を受けている。
水中戦を得意とし、掌からの光弾と伸縮自在の両腕で相手を翻弄させる。
人間体での姿は16歳位の少年「倉間 遊里」。
第二十八話で厳島神社周辺の海域でウィザード・ビーストと戦い、見事なコンビネーションで「ドラゴンスマッシュ」と「セイバーストライク」を受けて敗れる。
ワイバーン
身長 | 190cm |
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体重 | 95kg |
特性 | ファーブニル以上の高速飛行・剣 |
初登場は第二十四話。黒い鳥人型のファントムで一人称は「自分」。名前の由来はイギリスの飛竜・ワイバーンから。
アメリカ軍人の様な振る舞いをしており、孝宏の事を「司令」とファーブニルの事を「コマンダー」と呼び、孝宏とファーブニルの命令に忠実に従う。
ファーブニル以上に速い飛行能力と剣で戦う。
人間体での姿はアメリカ空軍の服を着た男性「クラーク・ハイド」。
タラスクス
身長 | 210cm |
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体重 | 200kg |
特性 | 角からの電撃・怪力・5tの大剣 |
初登場は第二十五話。青い騎士型のファントムで一人称は「俺」。名前の由来はフランスの怪物・タラスクスから。
短気な性格だがグレンデルを「兄貴」と呼んでいる。角からの電撃と自分の背丈以上の5tもある大剣を使って戦う。第二十五話でフィリアと戦い、「ハロウィンカーニバルエンド」を受けて敗れる。
人間体での姿は不良姿の男性「青樹 源太」。