概要
(本名:ゲオルギー=ヘミング・イングリッド・フジコ(Georgii-Hemming Ingrid Fuzjko)。
父親はロシア系スウェーデン人画家・建築家のヨスタ・ゲオルギー・ヘミング。母親は日本人ピアニストの大月投網子(1903年 - 1995年)。俳優の大月ウルフは実弟。
母の死後、1995年に日本へ帰国後、1999年2月11日にNHKのドキュメント番組『ETV特集』「フジコ〜あるピアニストの軌跡〜」が放映されて大きな反響を呼び、フジコブームが起こった。
その後、発売されたデビューCD『奇蹟のカンパネラ』は、発売後3ヶ月で30万枚のセールスを記録し、日本のクラシック界では異例の大ヒットとなった。第14回日本ゴールドディスク大賞の「クラシック・アルバム・オブ・ザ・イヤー」他各賞を受賞した。