フュリオサ
ふゅりおさ
『怒りのデス・ロード』の前日譚として制作されたマッドマックス第五作。正確に言えばスピンオフ外伝であり、上述の通り主役はマックスから幼き日のフュリオサにバトンタッチされている。
実は本作の方が『怒りのデス・ロード』より先に企画されていたのだが、マッドマックスシリーズの制作自体が資金難や情勢不安によって度々暗礁に乗り上げたこともあり、企画として強い『怒りのデス・ロード』の方が先に製作されたという背景がある。
監督はマッドマックスシリーズの創造主であるジョージ・ミラーが担当している。
本作は『怒りのデス・ロード』では描き切れなかった世界観をより綿密に描写しており、前作に登場したキャラクターもより深く掘り下げられているのが特徴である。ある意味、フュリオサの目を通して映し出される、美しくも荒廃した世界観そのものが主役の映画とも言えよう。
ストーリー
限りある資源の奪い合いから始まった戦争によって荒廃しきった世紀末の世界。ここはウェイストランド、絶望に満ち溢れた虚無の荒野だ。
そんな地獄の世界において、かろうじて残されていた森林地帯『緑の地』に、フュリオサという少女が暮らしていた。
しかし、『緑の地』に略奪をしに来た盗賊団から仲間を庇ったフュリオサは彼等に拉致されてしまい、助けに来た母親は盗賊団の首領ディメンタスに惨殺されてしまう。
母の仇を取り、故郷に帰る。
幼きフュリオサは、この残酷な世界で生き抜くことを誓う。
これは、復讐と再生の物語だ。
登場人物
- フュリオサ
本作の主人公。『怒りのデス・ロード』から20年近く前の姿が描かれている。環境汚染で病んだ世界であるウェイストランドにおいては貴重な健康体であったことから、ディメンタスやイモータン・ジョーに目を付けられ、諸勢力を渡り歩く数奇な運命を歩むことになった。
- ディメンタス
本作における悪役。誇大妄想狂の巨漢であり、扇動の達人。フュリオサを拉致した暴走族の親玉であり、彼女の母親を嬲り殺した怨敵。自らの安住の地を得るために、やがてイモータン・ジョーと抗争を繰り広げることになった。
水源の上に建つ要塞シタデル砦を拠点に周辺地域を支配している大将軍。無軌道な盗賊であるディメンタスとは、時に協力し、時に争う微妙な関係である。
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