概要
フレアナビットとは、オリジナルアクションフィギュア
「デスクトップアーミー」のキャラクターの一体。
キャラクターデザインは藤岡建機氏が担当。
機体データ
設定
2大勢力のひとつSENTINEL GLORY社と業務提携しているD-phone用バッテリー研究機関 「Factory-omecha」が開発した機種。
同機関が運営するミュージアムでは企業情報や展示物のナビゲーションも行うマスコットキャラクターで、ウサギモチーフの可愛らしい外見から老若男女問わず人気を博していた。
デスクトップアーミーの舞台である “人が消失した世界”では、ナビゲーションキャラクターとしての使命感から【万能情報管理庫 < アーカイブ > (Archive)】内の自身の情報をかき集め、自我を構築するに至る。しかしデータには欠損があり、知識はもちろん、性格の方もどこか抜けたところがある。
不足した情報を補うため、球形の外部情報コンデンサーメカ「CD-6(ろっくん)」を作り出して常に行動を共にしているが、そのろっくんと共に検索エンジンの乗っ取りを画策しているらしい。
また、ナビゲーター役の性なのか「説明すること」が大好きで、D-phone が【情報顕現伝送網<ネットワーク>(Network)】内で情報を検索していると突然フレア・ナビットが現れ、説明を始める様子も観測されている。しかしその内容は時に曖昧で、「ろっくん」から無表情にツッコミを入れられるコントと化しているらしい。
(公式HPの機体解説より)
解説
初出は2016年7月のワンダーフェスティバル2016夏。
本格的な発表は8月の電撃デスクトップアーミー通信。(該当リンク)
劇中設定どおりの説明好きキャラで、電撃DTA通信のコーナーにログインして来ては、相方のろっくんと漫才みたいな会話でDTAの新しい情報を検索、広報している。
公式設定でも触れられている通り、モチーフはデザイナーの藤岡建機氏がAOZシリーズでも盛んに扱ったウサギ。AOZRe-Bootには髪型や顔つきがそっくりの女の子が登場している。
ロップイヤーのヘアバンドを思わせる頭部のパーツ、ネクタイのような襟元、カフスのような手首、独特な脚線美などはバニーガールも連想させる意匠となっている。
ろっくんも付属しており、別行動をとらない時は腰の後ろの3mmジョイントが定位置。装着状態だと丸いウサギの尻尾のような配置になる。
バリエーション
F-606sフレア ナビット・シスターズ
フレア ナビット・ファースト(初期実験機) |
フレア ナビット・セカンド(実証試験機) |
フレア ナビット・サード(正式採用/量産前最終試験機) |
後述のフレアシリーズのクラウドファンディング企画と並行して「フレア ナビット・シスターズ」として3種のカラーバリエーションで2018年10月に発売された。
F-606s フレアシリーズ
形態
ドワーフ(受信特化装備) |
ロップイヤー(出力特化装備) |
ラインランダー(収束特化装備) |
フレミッシュ(防壁特化装備) |
レッキス(速度特化装備) |
ハーレクイン(発信特化装備) |
モード・ヴォルパーティンガー(決戦形態) |
モード・マーチヘア(高速起動形態) |
「フレアナビット・シスターズ」の実機であり、本来のフレア。
「フレアナビット」はハーレクイン形態からドローンを外し、ミュージアムのマスコットとしてリデザインされたものである。
フィギュアは2018年5月に開始されたクラウドファンディングにて販売された商品。6種装備+フレア素体一体の「レギュラーセット」とそれに設定資料集を加え、フルカラー化したパッケージの「デラックスセット」、フレア素体単品が販売されていた。
その後も2019年にサードカラーの赤い「正式採用仕様」がプレミアムバンダイにて限定販売された。こちらには6種装備+素体に加え、「機能拡張仕様」ヘッドが付属している。
2020年には敵対陣営dragoonに鹵獲された「正式採用仕様」、という設定の黒いカラーの「フレア ドラグーン鹵獲仕様」が同じくプレバンで予約販売された。こちらは素体が6体付属しており、6種装備を一緒に飾ることが出来る。
2021年には初期実験機とされるオレンジ色の「トライアルカラー」が同じくプレバンで予約販売された。こちらの内容はドラグーン鹵獲仕様と同じ6種装備+素体6体と変わらないのだが、素体に別々の固有表情変えフェイスパーツが付属している他、ヴォルパーティンガーのヘッドに新たに「センシティブモード」と呼ばれるヘッドが付属している。
F-616s フェリルナビット
ギリギリを攻めたレースクイーンのようなデザインの新たなナビット。
バッテリー研究機関「Factory-omecha」で製造される車載バッテリー開発部門のオペレーションを担当しており、同機関が参戦するレースマシンのカーナビゲーションとしても活躍していた。
フレアナビットと同時期に造られたが、フェリルの方が身長が高いのでフレアは姉のように接していたらしい。
"人が消失した世界"では、車載バッテリー開発のノウハウを生かし、マシンレースで勝敗を決める「DTレーシング」にレーサーとして参加している。愛機「マシンフェンリル」と共に好成績を残し、度々優勝候補として名が挙げられている。
フィギュアの初出は2019年11月のメガホビEXPO。この時はマシンフェンリルのデザインのみ公開されており、マシンフェンリル自体も空色を基調とした配色であり、機首にあるアンテナが無い状態だった。
次に情報が公開されたのは年が明けた2020年2月。フェリルナビットのデザインが公開され、マシンフェンリルは現在のものと同じデザインになっていた。この当時は「レースクイーンシリーズ(仮)」と呼ばれていた。その後9月末に仮出力のモデルが公開されてからしばらく音沙汰が無かったが、2021年3月末に電撃DTA通信にて完成品の撮り下ろしが公開された。
同年9月末に発売予定だったが、延期され10月末に「フェリルナビット&マシンフェンリル」として発売された。
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