概要
プリンバースとは、普通の人間の他に、プリンと呼ばれる人間とスプーンと呼ばれる人間がいる。それに加え希少なcure、poison、healの3種類の人間が存在する。 世界を構成するのは普通の人間である。
プリン
先天的に生まれる、人類の5%。スプーンにとって甘くて美味しい人間のこと。
スプーンのみに分かる甘い匂いがするフェロモンを首筋から撒き散らし、番のいないスプーンを惹きつける。生まれてすぐに行われる検査によってプリンであることを知り、抑制剤でフェロモンを抑える。
normalプリン
普通のプリン。男女ともに低身長。
poison(プリン)
男性に多い。やや希少(1000万人のうち1人)。poisonの名の通り体に毒性がある。
スプーンが食べると最悪死に至る。個体によっては触れても死ぬケースがある。poisonの毒性は普通の人間やnormalにも作用してしまう。(cureとhealには効かない)そのため、poisonであることを示すために常に黒手袋を着けている必要がある。番はhealとしか結べない。
目は紫色、身長が高めで筋肉質な体つきで身体能力が少し高い。
cure(プリン)
プリンの突然変異種。女性に多い。希少種(1億人分のうち1人)。体の全てが薬となる。
スプーンに限らずプリンや普通の人間にも万能薬となりありとあらゆる病や怪我に効く。
normalよりも匂いの強いフェロモンを過剰に撒き散らしてしまう性質があり、スプーンに
狙われやすい。寿命は20年しか持たない。番はhealとしか結べない。
cureであることを隠すためにpoisonなどになりすますことが多い。
目は青色、身体が少し高めで胸と臀部が平均以上に大きい。知能、身体能力が異常に高い。
後天的に繊維筋痛症を発症していることがほとんど。
スプーン
プリンを捕食する人間。人類の5%。フリーのプリンと番うことができる。
normalスプーン
普通のスプーン。後天的(10代ほど)に嗅覚を失う。男女ともに低身長。
heal(スプーン)
男性に多い。希少種(1億人分のうち1人)。生まれつき嗅覚と味覚を失っている。
healもcureと同じく治癒力があるが、プリンとスプーン限定である。
cureと番を結んだ場合、cureの寿命を普通の人間の同程度まで延ばすことができる。そして繊維筋痛症を完治させることができる。poisonと番を結んだ場合、poisonの毒性をゼロにできる。
目は水色、身体が高く(180cm前後)、知能、身体能力、治癒力はcureよりも高い。
抑制剤について
フリーのプリンから出るフェロモンを抑える効果があるが効きが悪い。
番について
スプーンがプリンに口付けることで番うことができる。番うことによってプリンのフェロモンの匂いが
番のスプーン以外には分からなくなる。
番は死ぬまで解除できない
注意
プリンバースと同様のオメガバース派生として、Dom/Subユニバース、アイスバースなどもあるが、いずれも特殊嗜好なので、耐性が無いまたは理解ができない人には非推奨である。
男体化や女体化等と同じく、好き嫌いが分かれる特殊設定である。 全ての作品の設定にこれらが共通するわけではないが、非常に嫌悪感を抱かれやすい設定である。 二次創作の場合は特に、タグ付けや注意書きを徹底して棲み分けを行うことが望ましい。