概要
ケーキバースとは、「ケーキ」と呼ばれる人間と「フォーク」と呼ばれる人間が存在する韓国の二次創作で発祥した特殊設定及び特殊嗜好である。オメガバースの派生に該当する。
なお、ケーキバースとは「ケーキ+ユニバース」の略。
※ユニバースとは海外におけるパラレル設定の総称。
(命名理由について原案者曰く「ケーキが甘くて素敵で好きだから・・・」)
ケーキバース設定の世界では、オメガバースのように「ケーキ」、「フォーク」、「その他」の人間が存在する。世界を構成するのは「その他」の一般人が大多数を占めている。
「フォーク」の人間には通常の味覚が無く、「ケーキ」である人間だけを甘くて極上のケーキのように食べられるという世界観。
通常の味覚が無い分ケーキに目がなく執着し、最終的に捕食に至ってしまうため世間からは「予備殺人鬼」と言われている。
この設定が使用される創作ではカニバリズム要素が非常に多い。BLのみでなくHLやGLでも使用出来る。
設定解説
ケーキ
「ケーキ」とは、先天的に生まれる「美味しい」人間のこと。
フォークにとっては極上のケーキのように甘露な存在で、彼らの血肉はもちろん、涙、唾液、皮膚などすべてが対象となる。
ケーキは自分自身が「ケーキ」と気付く事は出来ない。その為、フォークと出会うまで当人も周囲も知らないまま一生を終えるケースもある。
だが反抗すらできない幼い時期に監禁、誘拐されたりと半数が捕食されてしまう為、上記のようなケースは少ない。
ケーキは固体ごとにそれぞれ違う味を持ち、フォークからすれば「チョコや生クリーム、キャラメルのように味わいが違う」らしい。また、涙や唾液はシロップのように甘い。
フォーク
フォークとは、ケーキを「美味しい」と感じてしまう人間のこと。その殆どは後天性で、何らかの理由で味覚を失っている。
味覚の無い世界で生きるフォークはケーキと出会ってしまったときに、本能的に『ケーキを食べたい』という欲求を覚える。ケーキの全てがフォークにとっては甘い誘惑。
頭からつま先まで飲み込んでしまいたい衝動に包まれる。しかし、ケーキと出会ってすぐに捕食行動へ走るケースは稀だと考えられる。
一般的に、フォークは平凡な人間であるケーキを捕食する猟奇的殺人事件を起こす事があるため、フォークと判明すると社会的に『予備殺人者』として忌避される傾向がある。
味覚が無い、ケーキを食べてしまう点以外は「その他」の人間と目立った差異はない。
余談
ケーキバースと同様のオメガバース派生として、Dom/Subユニバース、アイスバースなどもあるが、いずれも特殊嗜好なので、耐性が無いまたは理解ができない人には非推奨である。
注意事項
男体化や女体化等と同じく、好き嫌いが分かれる特殊設定である。
全ての作品の設定にこれらが共通するわけではないが、非常に嫌悪感を抱かれやすい設定である。
二次創作の場合は特に、タグ付けや注意書きを徹底して棲み分けを行うことが望ましい。
参考リンク
https://twitter.com/Rune_communicat/status/710609488290586624
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