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概要編集

別称「赤の国」。

モチーフは「イタリア」。

食文化が特徴的であり、ワインの生産なども盛んである。

かつては大陸の覇者として君臨していたこともあるが、元々領地であったアスモディンやルシフェニアが独立したのを機に、次第に衰退していった。

過去にアルス一世によるルシフェニアの領土拡大によって土地の多くを失い、三分の一が現在のベルゼニア帝国の領地になっている。

シリーズ内では主に、悪食娘コンチータの時代の舞台として登場する。


地理編集

  • 三日月海

ベルゼニアの別名「月の生まれた国」の由来になった東部内海。沿岸部には白壁で有名な都市グレイビアが接している。青色にしては異様な濃さがあり、海洋生物がいないため、どのようにしてそうなったのかという謎が学者達の好奇心を刺激している。


  • ルコルベニ

バニカ=コンチータ縁の地。ワイン「ブラッド・グレイブ」の産地であり、トラウベンの生産が盛んである。またコンチータ邸を記念館に改造した建築物がある。


食文化編集

バニカの時代では農業に適した土地ではなかったため、不作の年には飢餓問題が発生しやすいほどだったが、バニカが各国の文化見聞して蓄積した知識をフル活用し、時の皇帝だったジュノに提言し、地元農民と協力して食改革を行ったことでベルゼニアに新たな食の息吹が吹かれた。こういった経緯があることからバニカは偉人の一人として数えられている。


名産ワイン編集

ベルゼニアの名産ワインとして「ブラッド・グレイブ」があり、これもバニカがエルフェゴート国から土産兼今後の食貢献として持ってきたトラウベンの苗に改良を続けた結果作られたもの。

バニカの時代にあったブラッド・グレイブは血のように濃い味と言われており、「オールド・ブラッド・グレイブ」と呼び分けられている。


余談編集

・モチーフがイタリアではなく、スペインであるという説もある。

・月の生まれた国という異名がある。

・ベルゼニア帝国の皇家は、ふくよかな人が多い。

悪ノ娘の時代に登場する「ラングレー部隊駐屯地」はこの国の北西部に位置しているが、ルシフェニア王国との小競り合いが絶えない。


関連タグ編集

七つの大罪シリーズ 悪食娘コンチータ バニカ=コンチータ

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