CV:國立幸
突然里に現れた、病魔の力を持つ少年。
両腕から放つ病魔による遠隔攻撃は相手を追尾することができ、装身具を破壊する威力を持つ。アリアの強奪を阻止しようと立ち向かってきたユキカゼとシャルをあっさり倒し、さらに英雄結晶を使用したガウルでも手に余るほど、接近戦においても攻撃力と俊敏性が高い。
本来の姿は高位精霊か土地神の眷族で、アリアの手のひらに乗るぐらい小さな姿だったが、アリアの地上に行きたいという願いを叶えるべく、星鯨の体内にあった禍太刀を手に取って禍太刀憑きの使徒になる。
しかし一連の行為がアリアが望んだ形ではないことを告げられて失望し、アリアの声を奪う。かつて、使徒であることを理由に地上で虐げられたことから、アリア以外の者に対して非常に強い不信感を抱いており、星鯨を含めてアリアを地上に連れていくために邪魔になると判断したものを全て消し去ろうとするが、英雄結晶を発動したシンクとガウルによって倒され、星鯨の体内に駆け付けたミルヒオーレの癒しの歌の効果で力を失う。
最後はアリアに声を返し、アリアの謝罪と感謝に対して自身もこれまでの行為を謝罪して自身の身体から禍太刀を分離し、結晶の中でゆっくりと浄化の時を過ごすことになる。