概要
漫画「サチ録」に登場するキャラクター。
「人間神判」で上野サチの減点を担当する人類滅亡派の悪魔。
初期は目つきが悪かったが、段々と(第3話辺りから)温厚な顔になっていった。
強面で表情の変化がわかりづらいが、意外にも良識派で真面目。
悪魔なのにそこかしこで善人ぶりが垣間見える。天使ランよりも性格がいいどころか、下手すると今作登場人物で一番マトモ。
悪魔なのに、ツッコミ役になることも度々ある。
料理、清掃を含む家事全般を担当しているが、これはサチに家事をするチャンス(=加点チャンス)を与えないためというのもあるようだ。
料理上手で、栄養バランスもしっかり考えている。
清掃も上手く、燃えるゴミなどの分別もきっちりしている。
変身能力を持っているが、外から見える部分しか再現できなかったり表情を変えられなかったりと性能はややイマイチ。
人間界ではサチや天使ランといっしょに暮らしている。
また、サチの審査のために小学校に入学してクラスメイトになっている。
人類滅亡派という立場ではあるものの、たとえ自分に有利になろうともルール違反(第三者の審判への介入など)は良しとせず、加点要素があればきちんと加点させるなど、あくまで公正に人間審判に関わっている。
神様からの命令もきっちり守る。
サチの授業参観の回ではパーマを被った母親が登場。
母曰く「悪魔の所業から外れた困った子」。
人間で例えるならば至って平凡な家庭の出身ではあるが、他の人物の幼少期を思えば、それでも幸せな家族の下で育ったと言えよう。