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概要編集

映画大好きポンポさん」の登場人物、ジョエル・ダヴィドヴィッチ・ポンポネットの通称。また、作品自体の略称。

本項ではキャラクターについて解説する。


人物編集

本名ジョエル・ダヴィドヴィッチ・ポンポネット。通称(自称含む)ポンポさん。

映画の聖地ニャリウッドで活躍するペーターゼンフィルム所属かつ同社の代表取締役(社長)を務める映画プロデューサー。一応まだ学生らしいが仕事が多忙で本人も興味がないから祖父の言いつけ通りに籍だけ置いていたが登校はほとんどしてない模様(3にて祖父のペーターゼン氏が復帰したため通学することとなる)。


見た目は幼い少女だが(実年齢は作中で明かされていないが、原作ではミドルスクールに通っているシーンがある)、「映画作りに必要な才能を全て持ち合わせている」と評されるほどの天才。人の持ち味や才能を正確に見抜く人事のプロフェッショナルである。

彼女の映画論を表した台詞の数々は読者に強いインパクトを与えており、この作品が高く評価される要素の一つとなっている。


しかし、その完璧すぎる方法論と映画論の哲学およびこれを理解を超えて感覚に叩き刻み込まれた生い立ちゆえに、いわく「自分が映画やその制作で心を揺さぶられたり成長したり思いを語ったりするような事は人生で一回も無い」とする。

本作のタイトルこそ「映画大好きポンポさん」であるが肝心のポンポさん自身は究極のところ「メシのタネあるいは、じいちゃんが好きらしいから付き合って映画大好き」なのであって「自分が心を揺さぶられ成長できるから映画が大好き」なのではない。(この部分はpixivに上げられている第一作ではそれほど語られず、第二作以降に物語の大きな軸としてピックアップされるものだが、アニメ映画版では後半に据えられたオリジナル部分の要素のひとつとして採用されている)

ある意味で本作は(シリーズ全体を通してみれば)ポンポさんが本当の意味で「映画大好きポンポさん」になれるようになるための物語とも言える。


余談になるが『アン・ブックス』の通読は(たぶん)初期作止まり(アンの息子の名前を知らなかった)。


余談編集

ちなみに劇場版の監督およびスタッフ陣が全く理解も共感もできなかった理解不能キャラクター、ぶっちぎりのワースト1である。いわく(これが一種のファンタジーにせよ)「こんなの(言っちゃえば映画理論を刷り込まれた程度の実際の人生経験が浅すぎる小娘)に名作映画やヒット作が撮れるわけがないだろう」(意訳)とか。

そのため映画版のポンポさんは、スタッフ(演出)の一人が辛うじて出した「ポンポさんはポルコ・ロッソの同類」「魔法(映画)使いのおじいさんに映画の呪いをかけられた(すなわち本来幼少期にあるべき成長を止められ外的要因でムリヤリ心だけ歪んで成長させられたかわいそうな)少女(ただし本人に自覚ナシ)」という部分を核としてキャラ性が構築されている。


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ポンポさん


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映画大好きポンポさん

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