概要
アオイホノオにおいて漫画家となったホノオのアシスタントとして登場した漫画家の卵である女の子。
漫画系の専門学校に通っているようで、出版社に持ち込みを行ったりしている。物凄いホノオのファンでもあり、特撮好きだったり漫画一直線を地で行くある意味女版ホノオみたいな男まさりな熱血系。
一方、根拠の無い自信から突拍子も無い行動に出たり、自分のセンスを盲信して人の助言を聞かなかったり、やたらマウントを取りたがるなど、ホノオとは似て非なる『痛さ』の持ち主である。
本名は「富士山 沙雪(ふじやま さゆき)」
ローラースケートが得意で単行本の扉絵や作中で度々走っている。
家族は父母、長男・麓助、長女・美彩(みや)との5人家族。兄と姉がどちらが年長かは不明だが、沙雪は次女である事だけは判明している。
アオイホノオ第174章は「マウント武士ちゃん」のタイトルでホノオが全く出てこない完全な彼女回になっている。
最初のうちは歳が近いホノオにプロ漫画家として一歩先を行かれていることにライバル心を抱いていたことから、何かとホノオに噛みつきマウントを取った物言いをしていたため、ホノオからの印象は微妙だった。だが、仕事を共にする内に丸くなり、以降は元気の良いツッコミ相方となる。
どうやらホノオからは女の子としては見られてない …らしい。が、そんなホノオも一瞬変な気を起こしかけてしまった事がある。
容姿
黒いロングヘアとスポーティーな服を好んでいる。何より特徴的なのはおそらく島本作品で最も巨乳の持ち主。その為抜群すぎるプロポーションの持ち主だが、いかんせんホノオと意気投合できる濃い人物なこともあり、お色気キャラというより面白マスコットキャラ枠である。
第174章では貴重なシャワーシーンまである程。
余談
彼女のモデルとなった実在の人物がいるのかは不明だが、有力説では島本氏のアシスタントだった富士原昌幸氏が(少なくとも名前の)モデルではないかと囁かれている。または抜群すぎるプロポーションの持ち主だった高橋留美子氏もしくは島本氏を兄貴と慕う一本木蛮氏もモデルではないかという説も。
その為、彼女は様々なモデルを複合したものではないかと読者から考察されている。
島本和彦氏はその男臭い作風故に、読者から女性キャラに注目されることがあまりなかったのだが、マウント武士は今までの島本作品の女性キャラの中でも飛び抜けてキャラが立っているため、往年のファンや新規読者を驚かせることになった。
ちなみに富士原氏は同人誌でアオイホノオの二次創作(R-18)を出しているのだが、マウント武士の(名前の元ネタ?)の人がそれやるんですか…