CV:天海祐希
CV英:ケイト・ウィンスレット
概要
エンドア魔法大学の校長にして、作中で明確に名前が明かされたエンドア教師陣の2人のうちの片方。
紫色の独特な髪形が特徴的で、生徒からは慕われている。
生徒からは慕われていて、初対面のメアリにも明るく接する心優しい人物。
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ネタバレ注意!
未視聴者注意
その目的は夜間飛行を用いて、すべての人が魔法を使える時代を作ること。
だが、そのためにはありとあらゆる動物、植物はおろか、年端も行かない子供を失敗する可能性のある実験に参加させるなど、やや価値観がやや外れている。
複数の使い魔(ないしは魔法で作り出した魔法動物)を10体以上同時召喚・使役し、さらには魔法解除の呪文を夜間飛行のバフなしで行おうとする(ただし未遂)等、少なくとも優秀な魔法使いであることが窺える。
また作中で本人が「難しい」と評した変身魔法もさらっと行っている。というか得意分野はむしろこっち。
作中ではメアリを相手に互角以上の争い(と言ってもメアリは防戦一方)を繰り広げる。
(尤も、これに関してはメアリが攻撃用の呪文を知らなかったどころか一つも覚えていなかっただけだが)
ただ、戦闘センスにおいては疑問が残り、
・空中戦において五月雨式の弾丸を打ち出すのではなく大振りの攻撃を行う
・攻撃がすぐ届く地点で準備時間がかかる魔法を繰り出そうとする
と、普通の戦闘系のアニメで考えれば非合理的な行動も行っている。(前者においては二回目は成功したが。というか目的が目的の為間違っている行為とも言えない。)
ただ、前述した自らの野望や、敵地にたどり着いたメアリへの反応「最後の力を振り絞ってお逃げなさい」という台詞からは、あくまでも多少ずれているだけの生徒思いの先生を過ぎない。捉え方は様々あるが。後者のセリフはあくまでも「メアリを追い払いと、夜間飛行と呪文の真髄の奪還」が目的であり、殺す気はなかった。というより自分から望んで人を殺害するような行為は(彼女の価値観の上では)していないし、生徒1名とピーターを実験体にしたこともあくまでも「実験の成功、それによる魔力の増加」が主目的であった。
又、そういった野望の暴走は権力を持った暴君に近く、夜間飛行という存在が無ければ生徒にとって理想の先生であり、世界をより良い方向に変えようとしている学者に過ぎなかった。
尤も、たとえ理由はどうであれ罪のない魔法実験の被検体を幽閉するといった非人道的な行為を行ったことも忘れてはならない。