概要
ヴィクトルの愛犬。犬種はスタンダード・プードル。
ヴィクトルが勇利のコーチをするため日本に来た際にも一緒に連れてきている。
人懐っこい性格なのか勇利にも懐いており、初対面時には彼に飛びついて押し倒したり、第4話では一緒のベッドで眠っていたりするほか、ロードワークも一緒に走っている。二人が海外へ行く時は勇利の実家である『ゆーとぴあかつき』でお留守番し、勝生家や西郡家の人たちとTVの前で試合を観戦している。
ヴィクトルが15歳の時のインタビュー記事に「飼い始めて3年」とあるので、現在推定年齢15歳以上の相当の老犬。
しかしながら元気で食欲旺盛で、先述のインタビュー記事に「よくつまみ食いしてる」とあるがそれは今も変わらず、饅頭を盗み喰いしてのどに詰まらせて死にかけるという緊急事態に陥り、グランプリシリーズのロシア大会FSを前にして、ヴィクトルは急遽日本に戻らざるをえなくなってしまう。
上述のインタビュー記事から勇利は憧れのヴィクトルがマッカチンを飼っていることを知り、後にトイ・プードルのヴィっちゃん(本名ヴィクトル)を飼い始める。
ヴィっちゃんは初のグランプリファイナル出場前に亡くなってしまい、勇利は愛犬の死に目にも会えず、試合でも本調子を出せず敗退している。
そのため上述のマッカチンの危機の際、ヴィクトルに日本へ行くよう説得したのは試合を控えた勇利だった。
ヴィクトルはマッカチンをモデルにしたティッシュケースをスケートリンクに持って来ており、マッカチンティッシュカバーは公式でグッズ化されている。マッカチンティッシュカバーは2022年北京オリンピックの女子シングルで銀メダルを獲得したロシアのアレクサンドラ・トゥルソワ選手が愛用。
ちなみに「マッカチン」という名前は、「アメリカザリガニの方言説」「カフェモカのロシア語説」などが挙げられていたが、実際のところ原案・脚本原案の久保ミツロウによると「ヴィクトルが語感で決めたもので由来は何も無い」とのことである。