概要
コロンビアの伝承に伝わる女神。その名はスペイン語で“森の母”という意味とされる。
マグダレナ川の上流域の住んでいるとされ、頭に様々な植物で出来た帽子を被った、苔と植物で体を覆う美しい女性の姿をしているといわれ、彼女を「半分は人間でもう半分はジャングルの魂」といわれる。
川を反乱させたり、天候を操り嵐を起こす力を持つとされ、森林(ジャングル)の守護者でもあり、神聖なる自身の領土に無断で踏み込んだ不届き者や怠け者、そして不誠実な者に対しては頭を酷く混乱させて何時間も道に迷わせるという罰を与えるとされる。
その為、人々はマドレモンテの怒りを買わない様に森に立ち入る際は彼女の大好きなタバコの葉を供えたり、吹かしながら森へと立ち入るとされているほか、キバナキョウチクトウやマチコペッパーなどの植物の種や葉を身につけるという。