マーク(二ノ国)
おさなきめかにっく
CV:山口勝平
工業で栄えた町「ホットロイト」に住む少年。主人公オリバーよりも1つ年上の14歳。
若干クセのある金髪に赤い丸渕眼鏡がトレードマーク。
好奇心旺盛で悪戯好きな性格。また機械弄りが大好きであり、この若さで(不完全ではあるものの)自動車を作ってしまうほどの腕を持つ。
オリバーとは彼がいじめを受けて引きこもっていたところを外に連れ出したことがきっかけで親友の関係になった。
劇中では冒頭で完成した車の披露&試運転をするためにオリバーを夜中に呼び出すが、これが悲劇の発端となってしまう。
このあとに起きた事件でアリーが亡くなってしまった後は、塞ぎ込んでしまったオリバーの身を按じカウラ共々何度か家を訪ねていた様子。
二ノ国に住む金髪を生やし赤い丸渕眼鏡をかけたネズミ。マークと魂を共有する存在である。
ジャボーに仕えており、オリバー一行の行く手で様々な妨害工作を行う。
初登場はサムラの町。町の名物のアイスクリームを食べていたオリバーにネズミ族秘伝の毒「ネコ殺し」を盛り、彼を永遠の眠りにつかせようとした。
その後は死者の湖でブーデーと共にオリバー達の前に現れる。マルから「ひとつながりの笛」を奪い取り、自身を追いかけまわすオリバーをからかうなどとことん彼らの行く手を阻む。
だがマークにそっくりなところを見抜いたことで、オリバーはマークに何かあったのではないかと考え一ノ国に戻る。
ジブリキャラ、金髪眼鏡、少年メカニック、声が山口勝平ということもあってあのキャラを連想したプレイヤーが多い。
トンボ:そっくりさん
ここから先、衝撃の展開につき注意!
一ノ国へ戻ってきたオリバーは真っ先にガレージへ向かうが、そこにマークの姿はなかった。
まさかとは思いながらも、アリーが亡くなった河川敷にいるのではと考えそこに向かう。
予想通りマークを見つけるが彼の体から紫色のもやが出ており・・・
オリバー・・・俺を、恨んでるんだろ!?
なんとマークはナイトメアに憑りつかれていたのである。
自作の自動車が引き起こした事故でアリーが亡くなってしまい、それ以降彼はずっと罪の意識に苛まれていた。
そこをジャボーに付け込まれヌケガラビトにされた挙句、拗れに拗れた心にナイトメアが憑き今までにない力を手に入れてしまった。
その怪物はマークメアとなり、オリバーたちに襲い掛かることとなる。
マークメア討伐後もヌケガラビトのままであり、「自分が代わりに溺れればよかった」「そうすればおばさんは死ななかった」と抱えていた鬱屈した思いを吐露し涙を流す。
それを見てオリバーはいった。「母さんだって、こんなマークを見たら絶対悲しむに決まってる」と。
そして街の発明家のおじさんに憧れて二人で自動車の整備工場を作ろうと夢を語り合った日のことを。
だが自分の夢のせいでアリーを死なせてしまったマークはそれを拒絶してしまう。
それでもオリバーは諦めなかった。
あの日アリーは二人を怒ったり責めることもなかったこと。はじめから許すつもりだったこと。そして本当にアリーを思っているならば夢を諦めるのではなく、絶対事故が起きない安全な車を作ること。
それが小さい頃からの自分たちの夢であることを語る。
その時、オリバーの心に夢のカケラが顕現する。
そのカケラはマークに与えられ、彼は友・アリー・他のみんなの思いから逃げない決心をさせるのだった。
その後はたくさん勉強して工学系の大学に行くとのこと。
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