(※)『魔女の旅々』には同名のキャラクターが複数登場するが、ここでは準主要人物であるサヤの妹について記述する。
概要
CV:高橋未奈美
サヤの妹。東の国の出身であり、姉妹で魔法使いの国へ渡って魔術試験を受けていたが、才能がある彼女は先に合格し、師匠であるシーラからの呼び出しもあってサヤを残して去ってしまう。
これらの事実はサヤがイレイナに話した身の上話で語られるのみであったが、後に本人が登場。彼女も姉や師匠と同じく魔法統括協会に所属しており、潜入任務を言い渡されていた。
協会のエージェント……とのことだが、登場頻度が低いこともあり仕事をしている話がほとんど描かれていないことに加え、上記の潜入任務では姉と入れ替わり痴態を晒す羽目になっていたため、残念ながら優秀さはあまり伝わってこない。この辺りは同じ妹キャラであり、優秀な魔法使いとされながらもポンコツな面が推されているアヴィリアと似ている。
また、アニメで放送された回だと魔女のブローチを身に付けているが、原作だと彼女が師匠であるシーラから正式に魔女と認められて魔女名を授けられるのは、放送された話よりも大分先のことである。
人物像
一見するとクールで優秀。姉のサヤからは「どこかイレイナに似ている」と感じており、イレイナ自身も「素直になれない性格」の点で自分に似ていると感じている。
また、サヤは自分自身を「ちんちくりん」と自称しているが、妹であるミナのことは「なんかフェロモンを感じる」と評しており、実際いくらか歳を重ねた姿である彼女のイラストはけしからんスタイルとなっている。
ただ、実はとんでもないシスコンであり、魅了の呪い(受けた者が持つ好意を増幅させるタイプ)を受けた際には、サヤを押し倒してしまうほど。その時サヤと体が入れ替わっていたイレイナは「やはりサヤの妹だ。血は争えない」と身をもって実感している。
そのため、姉の口からイレイナの話ばかり出る事を内心で苦々しく思っており、イレイナに嫉妬の目を向けている。