昭和55年3月に発売された当時の同社1眼レフのラインアップではエントリーモデルに当たる機種で、撮影モードは絞り優先式AEのみに特化し、圧電ブザー内蔵によりカメラ振れ警告や電子セルフタイマー作動時に音で知らせる電子アラーム、シャッターボタンに触れると測光回路が働くセンサースイッチなどを導入して、1眼レフ初心者にも扱い易い仕上がりとなっているのが特徴。
同年秋にアクショングリップやアキュートマットファインダーを装備したブラックボディー仕様が追加発売され、昭和56年のCI導入に伴ってペンタプリズムの「minolta」表記が「MINOLTA」に変更された。
発売当時のCM映像
当時熊本大学の学生だった宮崎美子を起用したCMで一躍人気を博し、競合メーカーも同クラスの1眼レフカメラのCMに女性タレント(主な例としてオリンパス・OM10の大場久美子、ペンタックス・MGの早見優)を起用したことからも、そのインパクトは絶大だった。