概要
CV:川澄綾子
メルフィナとは、『星方武侠アウトロースター』のキャラクター。
物語冒頭の依頼で預けられたアタッシェケースの中に収められていた航法支援用の女性型生体アンドロイド。物語の中核を成す謎の一端で、「銀河の龍脈」というものに関係する。
高性能格闘式宇宙船のアウトロースター号を動かすために必須であり、彼女とアウトロースター号が繋がって初めてその性能を90%近く引き出すことが可能となる(残りはクルーの努力・根性次第)。
操舵席後方の専用端末にてアウトロースター号とリンクし、エンジン出力操作や航空管制を行う。あくまで航法支援が主であり、他船とのグラップラー戦闘やドッグファイトさながらの操舵といった荒事には不向き。
おっとりした、それでいてしっかりとした性格である。しかしアンドロイドとしての自身と、年頃の少女的な性格はしばしば衝突を起こし、自らのアイデンティティに思い悩む一面も見せる。様々な経験を重ね、アウトロースター号の航法支援以外でも、ジーンの良き理解者となっていく。
漫画版では唐突に天然なボケっぷりも発揮する一方で、言動の端々に謎めかせたものも見え隠れさせている。
その出自は、「銀河の龍脈」を巡る銀河の四大海賊ギルドの一つ「北旗(ケイ)の海賊」の幹部と、彼らと結託した一部の宇宙軍将校によってアウトロースター号と共に秘密裡に開発・製造された。他者からの音声コマンド(合言葉)で操作できる機構が組み込まれている。
「レイライン・(プロジェクト・)コマンド入力」の宣言に続き、劇中に登場したのは以下の2種類。
「マイセンの皿を割ったのはお前だ」
メルフィナを瞬時に意識喪失の状態にさせ、機能停止させるコマンド。
「銀のスプーンで朝食を」
メルフィナの機能を通常状態に戻すコマンド。機能停止状態から即座に目覚める。