概要
GMは矢野俊策。PC2人のみを固定し、シナリオごとに舞台となる街と登場人物を変え、
そこでの出会いや戦いを通じてキャラクターの過去や成長を描いたリプレイ。
巻ごとにゲストPCが入れ替わり、最終巻『未来の絆』では巻各から1名ずつが再登場した。
登場PC
1巻『偽りの仮面』
- "ファルコンブレード"高崎隼人(PL.大畑顕)
シンドローム:ハヌマーン/モルフェウス
Dロイス:生還者
事故で瀕死の重傷を負った際に能力に目覚め、そのままUGNに回収・育成された。
いつもやる気が無さそうだが、大切なものを護るために熱くなれる。
ハヌマーン由来のスピードと、エフェクトで作り出した日本刀を武器に戦う。
- "シルクスパイダー"玉野椿(PL.しのとうこ)
シンドローム:エグザイル
Dロイス:実験体
幼い頃から実験体としてUGNに育てられたチルドレン。
隼人とは対照的に、何事にも真面目な優等生タイプ。
コードネームは、爪を細い糸に変えて戦う(《爪剣》と《伸縮腕》)ところから。
- "遥けき彼方より(サテライトエンジェル)"大宙ヒカル(PL.鈴吹太郎)
シンドローム:エンジェルハィロゥ/ブラックドッグ
Dロイス:秘密兵器
UGN双枝市支部の支部長。笑顔を絶やさぬ穏やかそうな女性だが、
その姿は立体映像で、本体は衛星軌道上の人工衛星の中にある。
高い索敵能力と、範囲を一掃する攻撃手段を持つ。
- "永遠の少年(ピーターパン)"群墨応理(PL.田中天)
シンドローム:ブラックドッグ/ノイマン
Dロイス:古代種
UGチルドレンの教育係で、隼人と椿の師匠にあたる人物。
古代種の効果により年を取らないため、10歳程度の少年に見える。
子供のように見えながら実際には大人であるという立場から、
他のPCを導き、あるいは決断を委ねるという立ち回りを演じた。
2巻『残酷な人形』
- "スーパーソニック・スーパースター"蓮見イサム(PL.田中信二)
シンドローム:ハヌマーン/サラマンダー
Dロイス:変異種
常にギターを持ち歩き、ギターで感情を表現する自称「ギターキッズ」。
同級生の少女・柚木芽以に想いを寄せている。
- "シザーリオ"(PL.久保田悠羅)
シンドローム:バロール/オルクス
Dロイス:戦闘用人格
女子中学生・星乃聖音と共生する、レネゲイドウィルスの意志集合体。
重度のシェイクスピアマニアで、よく作品の台詞を引用する。
表の人格のコードネームはヴァイオラで、シザーリオとあわせて
戯曲『十二夜』に由来する。
3巻『破滅の剣』
- "真円の狼(ムーンストラック)"辰巳狛江(PL.安達洋介)
シンドローム:キュマイラ/バロール
Dロイス:不使者、伝承者
FHチルドレンを育成する鷲見学園で訓練を重ねる空手少女。
オーヴァード格闘技の完成と格闘団体設立という野望を抱いている。
- "獅子の騎士(ナイト・オブ・ライオン)"春日怜央(PL.遠藤卓司)
シンドローム:オルクス/ソラリス
Dロイス:装着者、特権階級
"プランナー"都築京香に忠誠を誓う、春日一族のエージェント。
自身は表に出ず、子供のライオンを操って潜入・調査を行う。