「嘘の先にはなんにもねぇんだぜ。」
人物
護衛班の隊長でザビの上司に当たる青年。29歳。目つきが悪く敬遠されがちだが、根は優しい。催眠療法が得意で、ガロの記憶を掘り起こした事もある。
嘘が嫌いで、他者の嘘に感づくことが出来る。
かつてはローサと言う妻がおり、結婚する際「互いに嘘偽りの無い夫婦」として永遠の愛を誓い合ったが、1年目となる結婚記念日にローサの「白い犬と広いテラスの家に住みたい」という夢の為に内緒で二人で住む家をプレゼントとして用意していたが、その結婚記念日当日のローサとの任務にて遭遇した大鎌の天使によってローサが重傷を負ってしまった上に、彼女が結婚してすぐ永眠痘にかかっていたと言う事実を知ってしまう。
なお、ローサ本人は「どうせ死ぬならリリーと幸せな1年を過ごしたかった」という理由で自分に永眠痘の事を黙っていた事を謝罪し、リリーに抱かれて息を引き取る。
この事からリリーは「嘘の先には何も無い」と嘘に対して悪意を持つようになった。
能力(マグ)
- 貪食の縄(グレイプニル)
身体を伸ばして敵に攻撃、拘束する。