概要
CV:前野智昭
シナリオイベント「フルメタル・ガイⅦ/THE LAST MISSION」に登場。
打倒ロアンヌ政府を掲げる反政府組織"リエ・ファミーユ"の総司令官。
ロアンヌ島のリーエ村の住人が巻き込まれた疑獄事件"リーエの悪夢"の生存者であり、その遺児たちを束ねリエ・ファミーユを結成。
結成後は、戦力差が大きいであろう政府軍に対して知略で渡り合い、勝利へと導いた。
ルカーヴを兄のように慕う副司令官のエリカはもちろん、年齢性別種族問わず多くの部下が彼のカリスマ性に心酔している。
ジェローム大統領を含む一部の政府関係者が星の民の浮遊要塞へと逃亡。
そこで、過去に浮遊要塞を探索した経験があるイングヴェイが所属する主人公たちの騎空団に協力を申し出る。
主人公たちも、ロアンヌ島にいるかもしれないイングヴェイの娘探しを手伝ってもらうのを条件に依頼を受ける。
関連タグ
この先、ネタバレ注意。
浮遊要塞へと突入後、大統領のいる場所へと単身で向かったルカーヴ。エリカも援護を行う事でルカーヴのアシストを行うが……。
一方、大統領たちのいる場所では、ハインリッヒからとあるものに関して言及され、そこで周囲が動揺していたのだ。
それが、禁忌の星晶獣として遺跡(浮遊要塞)に封印されていたソシアリスである。
その後、ルカーヴが大統領のいる場所へ突入した際、そこでは思わぬ発言が飛び出す。そこで初めて、ハインリッヒが反政府軍で敵であるはずのルカーヴと繋がっていたことが判明する。
全てはソシアリスを自分の商売に利用しようというハインリッヒとルカーヴは、思わぬ箇所で利害の一致で協力をしていたのだ。
ネタバレを含めた関連タグ
更なるネタバレ
今回の事件の遠因ともいえる"リーエの悪夢"はルカーヴの父が、そもそもの元凶とも言えたのである。
大統領とカロリーヌの間に生まれた子供が、目を離した一瞬に姿を消した神隠し、その数日後には廃屋から発見されるも、既に息絶えていたという。
その犯人を見つけ出すために村の大人たちを一斉に連れ出したのが、そのざっくりとした事件の内容である。
そして、その子供を連れだした人物こそがルカーヴの父だった。村の現状に対し、大統領夫妻が幸せに見え、魔が差したこと……それが事件の真相でもある。更に言えば、村の大人達が全員処刑されたことに関してもルカーヴの父が最後まで自分が犯人であることを自供しなかった事、これによって罪のない大人達まで命を落とすことになった。
ルカーヴも、この事実を知ったのは家に残された父の手紙を発見し、その内容を見てからだったのである。