CV:平松晶子(ドラマCD)
概要
人々から邪宗教徒と呼ばれるオクトゥム信徒の少女。16歳。
オクトゥム僧兵団の独立部隊として相棒のバスターと共に行動している。オクトゥム神の教えのために行動しているが、組織としての在り方には疑問を持ち始めている。同じオクトゥム信徒のボルゲイドとも馬が合わない。
クールで思慮深い性格。アヴィンとはたびたび敵対するが、バスターやボルゲイドの非道な行動を目の当たりにして、オクトゥムの教えが歪められていると考えて、アヴィンと行動を共にするようになる。
ルカという弟がいて、ルカはギアの工場で働いている。
PC-9801版でもWindows版でも、最初はアヴィンと敵対するが、中盤、仲間の裏切りで窮地に陥りアヴィンに助けられて、以後マイルと入れ替わりに仲間に加わるという流れは変わらない。
戦闘では、ナイフと黒魔法を扱う。マイルのブーメラン攻撃と同じく、ルティスのナイフ攻撃の射程は剣よりも長い。ルティスが使う特殊魔法「アンチマジック」は魔法攻撃(ただし味方の補助魔法も)を無効化する。
PC-9801版ではマイルと入れ替わりに固定メンバーになるが、白魔法が使えないため、パーティーに回復要員(アルチェムかガウェイン)を入れないといけなくなるのが難点。アルチェムをパーティーに入れなくてもゲームを進めることはできるが、ボス戦闘では回復アイテムをたくさん持つなどの対策が必要になる。
アヴィンに対する恋愛感情ははっきりとは描かれていないが、PC-9801版のオープンシナリオ「教授の話し相手」では、『恋をしている』と教授に言われて顔を赤らめる可愛い場面が見られる。
また、バロアの斡旋所で受けられるオープンシナリオ「カラムス先生捜索」に登場する小説家カラムスが書いた冒険小説『疾風のラヴィン』に出てくるルディは、ルティスがモデル。フィルデンの図書館で『疾風のラヴィン』が読めるが、カラムスから自分のことを色々聞かれたのに、自分をモデルにしたヒロインが『ルディ』という名前なのを知って不満そうにしていた。ちなみにカラムスがルティスのことを聞きまくったときに、ルティスの好きな花がカーネーションだということも語られていた。
Windows版では、ベリアス卿との師弟関係が強く描かれている。またアヴィンとの関係も、PC-9801版ははっきりと恋愛関係が描かれることはなかったが、Windows版ではお互いに意識するなど、二人の恋愛関係は強く描かれている。