アヴィン
あゔぃん
・・・紅くたぎる雫が・・・冥府を照らす時・・・奇跡は・・・・・起きる!
CV.緑川光
「英雄伝説IV 朱紅い雫」の主人公。年齢は17歳。自分の境遇をどこかで呪っている部分もあるが、決してめげたりはせず、何事も前向きに生きる強さを持つ。葛藤を秘めた熱血漢。
幼少時に両親を亡くし、妹アイメルと共にオレシアによって育てられた。オクトゥム信徒によってカテドラールが襲撃を受けて陥落したとき、賢者ガウェインと女神官オレシアの計らいで脱出するが、その混乱の最中、アイメルと離れ離れになってしまう。それ以降は見晴らし小屋に住む賢者レミュラスに育てられた。最高導師エスぺリウスからバルドゥスの神宝カベッサを託されたことで、アイメルと離れ離れの隠遁生活を余儀なくされる。
賢者レミュラスの住む見晴らし小屋に連れてこられたときはアイメルと生き別れたショックから心を閉ざしていたが、マイルやレミュラスの優しさに触れて打ち解けた。
レミュラスの死後、アイメルを探す旅に出ることを決意する。
幼少時に唯一の家族である妹アイメルと生き別れたり、物語中盤で妹アイメルや親友マイルが殺害されたり(Windows版では二人とも手駒として拉致される)、とにかく悲惨な目にあう不憫な主人公。
PC-9801版ではオープニングイベントの選択で、キャラメイクがされる(HPとMPのステータス配分と使用魔法)。そのため、アヴィンが白魔法が使えない状態だと、マイルがいなくなる中盤以降は、パーティーに回復要員(アルチェムかガウェイン(ただし加入は後半から))を入れることが必要になってくる。
Windows版では、最初は黒魔法しか使えないが、物語が進むにつれて、精霊魔法も使えるようになり(他のキャラと違い、アヴィンの場合は全属性それぞれの最強精獣が召喚可能)、回復も行えるようになるなど、主人公補正が大幅に加えられている。
PC-9801版でバロアの斡旋所で受けられるオープンシナリオ「カラムス先生捜索」に登場する小説家カラムスが執筆する『疾風のラヴィン』はアヴィンがモデル。スランプに陥って行方をくらましたカラムスにアヴィンが今までの冒険談を話して、それをネタにカラムスが執筆していき(依頼をクリアするごとに刊行される)、フィルデンの図書館に『疾風のラヴィン』シリーズが次々と置かれて読めるようになる。
数年後を描いた続編である海の檻歌にもマイルやミッシェル達と共に登場、前作でベリアス卿が言っていた大きな災厄を探るためガガーブの先を越えて南のヴェルトルーナ大陸へと向かう、前作と比べて幾分髪の毛が伸びている。