概要
ムーノ男爵領主(シガ王国ムーノ領の領主)であり、カリナ・ムーノの父親。
黒髪に口ヒゲの小太りの中年男で、貴族に向かない程物腰の丁寧でお人好し。
亜人に対しても差別するような事などせず、ポチやタマに対しても君付けで呼び、孫のように接するなどと親し気な様子を見せる。
重度の勇者ファンであり、勇者研究の第一人者として有名だった。元々は直系の家柄ではなかったのだが、次期領主のいないムーノ領の領主に抜擢され家督を継いだ。ムーノの家名を継ぐ前から、自身の出自であるドナーノ准男爵の爵位も持っているため、娘のソルナorカリナが結婚した男性が将来ドナーノの家名を継ぐ決まりになっている。
ムーノ領は不死の王ゼンの呪いにより様々な問題があったため、かなり荒れた状態になっていたが、主人公・サトゥーの協力もあって事態が好転、勇気を出して支配下に置いた。その後、サトゥーを名誉士爵に取り立てる。
お人好し過ぎて、本来はムーノ領名誉士爵であるはずのサトゥーの引き抜きを認める程。