レムリツ
れむりつ
第1話 初対面
・リツカが歌う『風の予感』の中にレムと思われる人物が登場している。
・校則違反という証拠もないのに自分を疑うレムに対して親友・葛葉アズナに「みんな『レム様~!』とか言ってるけどあんなんだったなんて!」と言っている。
・同じく「禁断のグリモワール」を狙うヴァンパイアからリツカを守り、そのまま自宅にお持ち帰りした。
第2話 予想外の
・母であるマリアの手がかりを探しに祖父の家がある長野へ。車内での食事シーンにてレムのしいたけ嫌いが発覚。レムの性格から考えてもリツカに対して弱点を見せる時点で予想外である。
・キャラソンである『我が名はレム・アーロンド』にてリツカをイメージした人形が登場。「彼女(リツカ)は私のもの」と熱い彼氏面を見せた。
・炎上している家から出てきたレムにリツカが抱きつくシーン。初めて「レムさん…!」と名前で呼んだのである。
またリツカが抱きついたことに初めて驚いた表情を見せ、抱き返そうとしたのかは分からないが、リツカに向かって手が動いた様子が見られる。
第3話 同担拒否
・妹の危機に急遽帰国してきたリツカの兄・立華リンドに「初めまして」と挨拶を交わしている。ちなみにリンドとレムは敵同士である。
それを分かっていて兄に挨拶をするとは。外堀から埋めていくあたり、さすがである。
・楚神ウリエから誘惑を受けた際、ペンダントを外そうとしたリツカを助けたシーン。
ここでもちゃっかりリツカを抱きしめている。
ウリエとレムから手を差し出された際、リツカはどちらも選ばず、逃げてしまう。その時レムが「リツカ・・・!!」と初めて名前で呼んだのだ。
第4話 真実を知る
・リンドから生徒会メンバーがアクマだと知らされたリツカ。しかしレムの優しさを疑えないリツカ
は―――
「信じたいの あの人(レム)は わたし傷つけない」と歌っている。
またレム自身も
「信じるのか 柔らかい心 そのままに お前の胸 切り裂いてしまったとしても」と歌っている。いつの間にか切ない両想いになっていたようである。
第5話 ただの“駒”
・南那城メィジに色んな場所に連れ去られた回。中国のマフィアから逃げるリツカ。
そこを助けてくれたのがレムだった。
「リツカ。迎えに来た」とリツカに告げるのだが。まるで自分の彼女のようである。
・レムがリツカをヘリで帰らせようとしたシーン。
レムに対しての疑いの目があり「アクマだったんですね?」と聞くリツカに対し、リツカのことを「駒の一つに過ぎない」と駒呼ばわりをする。
もうこのアニメ、切ないドラマのようである。
第6話 私には心がある
・アニメ冒頭、迷い込んだハトを逃がしたリツカがレムと遭遇してしまった。第5話で「駒の一つに過ぎない」と言われたことを気にしてリツカは目をつぶったものの、レムは一言も言わずスルーしていった。
まるですれ違う恋愛のようだ
・勝手な行動をする生徒会メンバーに対して「私が指揮をとる」「大切な駒だ。壊しては元も子もない」
というレムの発言に「妙に肩入れするね?」「惜しくなったか」とウリエとメィジから攻められている。まったくその通りである
ちなみに「惜しい」の意味は①大切なものを失いたくない。②もう少しのところで実現されずに終わって心残りである。③いとしい、かわいいがある。どの意味だったのだろうか
・マリアの行方を知っているという棗坂シキにうやむやにされたシーン。その様子を見ていたレムにリツカが「母の行方を知っていると言わせたのは貴方なの?」という問いかけを無視するレムに対して「待って、レム」と初めて呼び捨てをした。
結局何も言われなかったリツカは「私はただの駒じゃない…心がある」と辛い表情を見せた。
第7話 グリモワールの正体
・ローエンから禁断のグリモワールはリツカの中にあるという話を立ち聞きしていたレム。
グリモワールを渡せば母親が帰ってくると言われ、指輪を取ろうとしたとき、レムが手を制止して「行ってはいけない」 「行くな!」と本心を見せた。
・父親から受けた傷に対して心配するリツカから目をそらした。ここにもレムの葛藤が見える。
・リツカがローエンから受けた傷をリンドがレムがやったものだと誤解をしたシーン。リンドが豹変し、リツカを振り払った際に「リツカ!」と駆け寄っている。
・駆け寄ったことでレムに襲いかかるリンドから、リツカがレムを庇った。まさに庇い愛
・庇ったことで顔に傷を負ったリツカをレムが庇う。手の甲から血を流しながら暴走するリンドに対して「リツカまで滅ぼす気か!?」と訴えている。
・グリモワールが手に入るのに、リツカを止めたことに対して「私は……」と苦悩を表している。
第8話 “いつか夢で見た場所へ”
・グリモワールはリツカの中にあると知りながら、生徒会メンバーには「グリモワールはウィーンにある」と嘘をついた。
・グリモワールを取り出す=リツカの死 という現実に葛藤をしていた。
・学園祭のパーティーでジュースの中に1つずつキングとクイーンの王冠が入っており、選ばれた男女がパーティーの主役となる。キングにレム、クイーンにリツカが選ばれ、ダンスを踊った。そこで想いを自覚した2人のデュエットが始まる。
レムリツはすでに夫婦だったようである。
第9話 精神的ダメージ回
・リツカがグリモワールの在り処だと知ってしまった生徒会メンバーがリツカを追って去った後に、「今さら、何を迷っている?」と苦悩と葛藤を見せた。
・リツカとリンドはアクマ、エクソシスト教会から逃げるために神社に身を隠したシーン。
リンドがリツカに告白し、キスしようした瞬間レムが現れ、「グリモワールを奪いに来たか」とのリンドに対して「私は…」と戸惑いを見せる。
その戸惑いの表情が鏡に映り、「レムさん…?」とリツカもレムの変化に戸惑いを見せている。
・リツカに近づくレムに対してリンドは「ここで決着をつけてやる」と言いレムも「ああ・・・」と言ったものの乗り気ではない返答を返した。
・ミュージカルパートでは「彼女が愛しい」「彼女に触れていたい」などの歌詞。またリツカに手を伸ばす表情が完全に恋に落ちている表情をしている。冷酷無比、王子様という設定はなんだったのだろうか…。
ちなみに題名は『KETTO~譲れない、せめぎ愛~』である。
・「リツカのためなら死ねる」というリンドに「望み通りにしてやろう」ととどめを刺そうとしたが「レム!!」というリツカの声にとどまった。
・「誰かの命を奪ってまでグリモワールが欲しいの?」「やっぱりあなたは冷酷非道なアクマ!」
と言うリツカにレムはやり場のない表情を見せている。
「何を考えているのか全然分からない」と言うリツカに「リツカ・・・」と話そうとするものの制止され、「あなたなんか嫌い。大嫌い」とのリツカに精神的ダメージを負うレム。「二度と話したくない!姿を見せないで」と言うリツカにレムは辛い表情のまま黙って姿を消した。
ここだけ見るとレムを責め立てたように思うが、リツカ自身も切羽詰まった表情を見せている。
・リツカは大切な人のために生きると決意し、「さようなら」と学園祭のパーティーで貰ったレムとの思い出が詰まったクイーンの王冠を捨てた。
第10話 レムリツ応援回
・一方レムはまだキングの王冠を肌身離さず持っていた。
・ウリエ、メィジ、シキにグリモワールはウィーンにあるという嘘がバレてしまう。
・ウリエ、メィジ、シキは「グリモワールはアーロンド家のものでいいがリツカは自分のものだ」と言い合う中、レムは「グリモワールに手を出すな!!」と冷や汗をかいて威嚇。
・「リツカのこと好きなの?」「どう思ってるの?」「お前の気持ちはどうなんだ?」と問い詰められても、レムは「人間じゃあるまいに」「あれ(リツカ)はグリモワールだ」と素直にならない。
ちなみにウリエ、メイジ、シキの曲『EMOLIAR』はレムリツ応援歌である。
第11話 人外戦隊リツカ愛してるんジャー
・アズナが回想に出たきたシーン。「私に隠してることない?」という問いかけにレムと踊ったこと、クイーンの王冠を捨ててしまったことがよぎり、涙を流した。
・リツカがヴァンパイアの城に行ったことが分かった男性陣はリツカを救出しようと決意。レムは助けるべきか迷っていたが、ローエンがリツカが落としたはずのクイーンの王冠を取り出し「気持ちは決まっているのでは?」と諭す。
するとレムもキングの王冠を取り出し微笑んで「完璧な詰みだ!」とリツカを助けることを決意。そう言った彼の表情に迷いはない。
ウリエからは「やっと素直になったね」と言われる。まったくその通りだ
・『Crazy about you』では「リツカを守りたい、失いたくない、そして愛している」という集団告白大会になった。
第12話 リツカが選ぶ“道”
・ジェキから襲われようとしたシーン。リンドが「後は任せた」とレムにリツカを任せる。ようやくリンドもレムを認めたようである。
その際、レムがリツカを抱き寄せて逃げている。事故ではない。レム自ら抱き寄せているのである。
その行動に対して戸惑いいったん離れたリツカだが、再び強く抱きしめられる。「危ないことをするな!」「良かった…」「全てが終わったら伝えたいことがある」「必ず守る」と怒涛のデレ
もうお前ら結婚しろよ
・ネスタからの攻撃の迫力に壁に激突する中、リンドがリツカの心配をしたときレムがリツカを衝撃から守った。つまりリンドからレムに騎士(ナイト)が変わったということが分かる。
本当に、もうお前ら結婚しろよ…
・リツカが覚醒しグリモワールが消え、ネスタの心臓をやった際にリツカが倒れようとしたとき、リンドも向かおうとしたがレムが即座にリツカを支えにいった。
レムは「リツカ!リツカ!」と何度も声をかけ「もう二度と…離したくない」というレムに頬を染め微笑み返すリツカ。何度でも言うが、もうお前ら結婚しろ
・「初めて会った時にもう運命は決まっていたのかもしれない。この胸に起こるざわめきの名前すら知らなかった」とクイーンとキングの王冠を取り出した。
・「君が、好きだ」と告白するレムにリツカは涙を流して「私も、好きです」と、最終話にしてようやく想いが通じ合ったのだ。
そのまま2人は抱き合いリツカは抱き返し……想いの強さがうかがえる。
・グリモワールが消えた今、アクマが人間界にいる必要はない。レムはリツカに「共に来てほしい。一緒に生きていこう」「約束しよう。この手で幸せにすると」とプロポーズ
・アクマの血を引くリツカは、大切な家族がいる人間として生きるのか、愛しいレムがいる魔界でアクマとして生きるのか“道”を選ぶことになった。
そう。「ヒトかアクマか?」というキャッチフレーズは「リツカが誰を選ぶか?」ではなく、実は「リツカ自身がどう生きるか?」という問いかけだったのだ。
「私の道は私が決める!」
・リツカは“ヒトとして生きる”と決意。
・『Dance with Destinies』で
Dance with sweety 二人手を取りきっと行ける いつか夢で見たあの場所へ 永遠(とわ)の誓いを共に交わそう I love you forever and ever
Dance with my Devil たった一つの恋 My dear dear dear Devil いま別れて二つの道へ 永遠(とわ)の未来でまた会いましょう 愛してる ずっと ずっと…
と歌った。dearを何度も重ねていることからリツカのレムへの溢れ出る気持ちがこの歌から分かる。
・レムは切ない表情をしながらも強制的に魔界へ連れていこうとせず、黙ってキングの王冠を渡した。
消えゆく中リツカに微笑み、2人は誓いのキスを交わした。
「さようなら。愛しいアクマ」とリツカは別れを告げている。
・レムから貰ったキングの王冠をペンダントとして身に付けたリツカ。今までマリアのペンダント、アズナの十字架など大切な人の形見として自ら身に付けていた。
初めて会ったこと、レムから何度も助けられたこと、アクマと分かりただの駒だと言われたこと、レムを突き返してしまったこと、それでもレムは「好きだ」「共に生きていこう」と言われたこと…
学園祭で王冠に当たらなければレムもリツカも、自分の気持ちに気付けなかった。
2人にとってキングとクイーンの王冠は2人の全てを繋ぐ赤い糸なのだ。
禁断のグリモワールを巡り、魔に愛され、魔に翻弄されたリツカ。そして会うべくして会ってしまったレムとアクマやヴァンパイア達。
レムリツクラスタにとって今までのことが走馬灯のように駆け巡ったことで涙腺崩壊不可避であった最終回。まさに終わりと始まりである。
誰もがこれで終わるかと思っていた。しかしCパートでローエンが「おかえりなさいませ。マキシス様」と2期を思わせる演出があった。イベントにゲーム、ミュージカル。これからの公式の動きに期待したい。
6話の回想シーンでレムに似た人物が登場している。だがよく見ると髪の色が赤毛なのが分かる。これが「リツカの父ではないか」という説がある。ローエンのキャラソンモノローグとアニメ9話からリツカの父がマキシスだと断定した。
またこの人物がレムにそっくりな見た目についてダンデビ一挙上映会で公式の人から、この人物はマキシスだという発言があり、「親子(マリアとリツカ)だから好みが似るだろう」という理由でレムに似せたらしい。
つまりリツカにとってレムの容姿は直球ストレートだったということである。
ちなみにレムの父は魔界の一番の貴族でマキシスを封じた張本人。
つまりマキシスとレムの父は敵対しているということから、レムとリツカはロミオとジュリエット関係である
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すべて見る-Evening of dream-
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