概要
『月刊コミックジーン』で連載中の人間&吸血鬼の主従関係、バトルファンタジーで人気を博している「SERVAMP-サーヴァンプ-」に登場する強欲の真祖・ロウレスと、その主人のリヒト・ジキルランド・轟の腐向けカップリングのこと。
キャラの性格から分析していくと、まず強欲のロウレス。
コミック6巻で『ハイド』という本名(通り名ではなく主人に貰う名)が公開されたが、コミック5巻で登場し名前が知らされないまま6巻に続行されたため、そのまま多くのファンにロウレスと呼ばれている。
全体的に明るい雰囲気で、いかにも軽く『ウザいチャラ男』な印象を受ける。しかし、主人公の相棒の真祖”怠惰”(本名クロ)とは過去にトラブルがあり、仲が悪かった。7巻でクロに謝られ、また「許さないでいてくれてありがとう」とお礼を言われたことで和解。
よくシェイクスピアの作品から表現を引用し、語尾に「っス」をつけるのが特徴。
リヒトとはとても仲が悪かったが、ずっと引き摺っていた過去にけじめをつけるきっかけをもらったことで、その名の通り下僕(サーヴァント)のような振る舞いになる。しかし依然喧嘩は多い。
強欲の主人のリヒト、フルネームリヒト・ジキルランド・轟は世界的ピアニスト。
美しく、聴く人々を涙させる滑らかなピアノの音色とは裏腹に、ロウレスに「消えろ」「死ぬまで死ね」などと暴言を吐く。不愛想で、武器はブーツ。非常にバイオレンスな行動をとる自称『天使』。
「なぜなら俺は天使だから」という決め台詞から、主人公に電波だと思われている。
常に天使の羽のようなものがついたリュックサックを背負っており、普段着は黒無地のパーカー。
強欲の主人でありながらロウレスと仲が悪く、「黙れクズネズミ」と言う乱暴な物言いからギャップ萌えがあるという理由で受けに回ることがある。
髪に白いメッシュのような房があるのが特徴。
ロウレスに過去にけじめをつけるきっかけを与えるべく、「エリーゼのために」を選び弾いた姿は、普段の毛嫌いした様子と比べると感動的である。
備考
ロウレスに同じく、リヒトにも未だ謎が多い。たびたび過去をちらつかせるようなシーンが出てくるが、本人が語るシーンはほとんどない。これから描かれるであろうリヒトの過去も注目の一つだ。
双方いくらか遅い登場にもかかわらず、熱狂的なファンが多い。