CV:薮内満里奈
概要
位階:舞巫女(メイデン)
エリーゼ=アンジェルの家庭教師。16歳。通称「ロゼ」
明るく人なっこい性格で、アンジェル家の本家と分家の確執を気にせずメリダ=アンジェルやその家庭教師クーファ=ヴァンピールに接する、とりわけクーファには異性としてアピールするも、クーファからは家庭教師のライバルということや「ちゃらんぽらんな性格がお嬢様に悪影響及ぼすから」と言って邪険に扱われている。にも拘らず、クーファはやけにロゼの事情に詳しかったりする。メリダにとってはライバルでもある。
またメリダやエリーゼ達が学院生徒伝統の裏後夜祭(肝試し)で外に出た際はクーファと(連れ戻す名目で)共にノリノリで脅かし役を担当した。(教師に連れ戻されて説教されるまでが伝統だったり…)
しかし、エリーゼに対しての行動には反対意見を出したりと
決して、彼女を放置している訳ではなくちゃんと教え子として見ている。
ファンからは「プリケツ」と呼ばれているが、別にそっちのネタに定評があるわけではない。
戦闘では舞巫女の能力を生かし、マナを収斂した円刃をチャクラムと連動させることで手数を数倍に増やすのを基本戦術とし、全校統一トーナメントをたった一人で勝ち抜くという前代未聞の偉業を達成した。
出身は貴族ではない下層居住区「シャンガルタ」出身で、幼き日に突然マナに覚醒し特例として貴族階級に昇格。最年少で「聖都親衛隊<クレストレギオン>」に入団を果たした功績から「一代侯爵<キャリア・マーキス>」という特別な称号を賜った。しかし、出身からくる偏見からマナ能力者の養成学校に通えず、チーム戦経験はゼロだったことで間違って味方を攻撃してしまい「一から勉強して来い」という事で、エリーゼの家庭教師となった経緯がある。(アニメでは経緯の一部はカットされた)
ネタバレ注意
遺伝子工学の権威であるブロサム=プリケット侯爵を養父に持ち、父が身寄りのないこどもを引きとっているためたくさんの弟妹がいる。
実はクーファもその一人で(彼女にとっては義兄)、幼少期に蜘蛛の夜界枢機卿ナクアに重傷を負わされ、クーファが自身の眷属にしたことで一命を取り留めるもそのままだと白夜騎兵団の抹殺対象にされるため、クーファによって能力共々記憶を封印され、クーファもこれを取引条件に白夜騎兵団に入団した。
ロゼがマナに目覚めたのはこれが原因で、クーファが事情に詳しいのは密かに監視をしていたためである。
だがシャンガルタに戻った際、ナクアにより封印された記憶の蓋をこじ開けられた上、眷属として利用されてしまったが、クーファと共にナクアと戦い倒す事に成功。
その後、再度クーファによって記憶を封印されるが、クレストレギオンに入った理由が「幼少期にいなくなった会いたい人を探すため」と語ったりとわずかながらに覚えているようである。