CV:滝口順平
概要
空賊ロース一家の長。
恰幅の良い中年男性で、関西弁で喋る。「ぎょほほほ」と特徴的な笑い方をする。
空賊稼業の傍らで様々な事業に手をつけており、ライシップ島ではディグアウター向けの闇金融やカジノ経営、牧場の影の経営を行っている。
古代神像及び動力源のディフレクターを手に入れるために、上記の闇金融で金を借りたディグアウターを借金返済と称して働かせている。
また、債務者が借金を返済しようとしても借りた額の倍以上の利子を要求して解放しないなどかなり悪辣である。
なお、財閥(借用書の文面より)扱いされているようで、「仏のロース」で通っている。
その一方でライシップ警察からは指名手配されているなど、彼の素性を知っているか否かで世間の評価はまちまちなようである。
終盤、お気に入りコブンにより捕まったトロンやティーゼルを奪還されるも、グライドの時間稼ぎにより古代神像の起動に成功する。
古代神像はゲゼルシャフト号のミサイル攻撃をもものともせず、反撃してボーン一家に壊滅的なダメージを与えるが、再びお気に入りコブン達により古代神像の頭部に乗り込まれてエネルギー柱を全て破壊される。
その後、最後の力を使って古代神像の頭部を動かしてコブン達を抹殺しようとしたが撃破されてしまい失敗。崩れゆく古代神像から逃げだそうとするも、体勢を立て直したゲゼルシャフト号の砲撃を食らって海に落下。
ボーン一家に助けを求めようとして最初は断られるも、デニッシュに引き渡そうとすることを思いついたトロンにより命だけは助けられる。
その後は拘束されてライシップ警察のデニッシュの元に捨て置かれ逮捕された。
グライドが再登場する「ロックマンDASH2」でも未だ服役中なのか出番が無かったが、グライドの船に肖像画が飾られていることから未だ彼に慕われているような描写がある。
名前の由来はすべて焼肉関連で、ロース+クッパ+カルビからだと思われる。
もっとも、クッパは雑炊のようなものであるが……
古代神像
ロースが世界征服のために探していた古代の兵器。
途轍もない大きさであり、頭部だけでもボーン一家のメカ・グスタフの数倍もある。
腕からゲゼルシャフト号のエンジンと尾翼に大ダメージを与えるほどのビーム砲を発射したり、シャルクルスなどのリーバードを召喚したり口からビームを放つ。
頭部だけで戦闘する場合は、突進攻撃や衝撃波攻撃の他、ピンチになると全方位へのビーム乱射や炎の柱による攻撃を行う。
頭部及び周辺にエネルギー柱を備えており、エネルギー柱が一本でも存在している時はあらゆる攻撃をバリアによって無効化するが、全て引き抜かれてしまうと動けなくなってしまう。